第225回 中日ドラゴンズ 和田 一浩選手2014年12月03日

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【目次】
[1]汗が出るくらいのストレッチでケガを予防
[2]ストレッチが習慣になって、体に対する意識が変わった
[3]体への負担を考慮し、オープンからスクエアスタンスに
[4]打球方向を考える前に、まずしっかりバットを振る

打球方向を考える前に、まずしっかりバットを振る

中日ドラゴンズ 和田一浩選手

――高校生レベルで右打者が、右方向へ力強い打球を打つためにはどうすればいいですか?

和田 1つ目は、はじめから打つ方向を決めないようにする。決めておいてインサイドに来たら、ライト方向に打つのはなかなか難しいですしね。
(チーム打撃として右方向に打つことを求められるケースはあるものの)はじめから右方向に打つと決めない方がいいと思います。
2つ目は、力が集約できるポイントで打つ。アウトコースであってもインサイドでも、しっかりしたポイントで打てば、自然とライト方向でも強い打球が打てると思います。

――和田選手は高校時代から右方向に強い打球が打てたのですか?

和田 ある程度、広角に打球が飛んでいたような覚えはあるものの、打ち分けてはいなかったような…センターに素直に打ち返す意識もなく、とにかく強く振るようにしてましたね。高校生は打球方向を考える前に、まずしっかりバットを振ることが大事だと思います。

――和田選手は、現役時代3度、三冠王に輝いた落合 博満・中日元監督(現中日GM)の下でもプレーされました。いろいろ伝授されたと思いますが、一番参考になったのはどんなことですか?

和田 うーん、なにしろたくさんのことを教えていただいたので…よく言われたのが「理に叶った打ち方をしろ」でしょうか。「お前の打ち方は無理がある。体が壊れる打ち方をしているから、自分の体がどう使われるのか考えたバッティングをしろ」と。

 落合GMには、年齢に応じてどんな打撃をすればいいか導いてもらいました。理に叶った打ち方というのは、打撃の技術本にあるような、教科書的な打ち方ではないのでは。たとえば関節の動き方でも個人差があるし、体が硬い選手もいれば柔らかい選手もいる。選手にはいろいろなタイプがいて、それに合った打ち方が理に叶った打ち方だと思います。

――理に叶った打ち方をするためにも、ストレッチを通して自分の体がどう動いているのか知るのは大事ですね。

和田 そう思います。自分の体が把握できれば、打撃に限らず、ボールの投げ方や捕球の体勢など、あらゆる面でどう使えばいいかもわかってくるでしょう。

 和田選手がここまで長く続けられた秘訣はストレッチにありました。その重要性を早く感じることが出来れば、体も元気に、現役を長く続けることが出来る。また打撃についてもとても興味深いエピソードが満載でした。和田選手、ありがとうございました!

(インタビュー・上原 伸一)

ベストパフォーマンスを発揮するためのけが予防

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プロフィール

和田 一浩(わだ・かずひろ)
和田 一浩(わだ・かずひろ)
  • 所属:県立岐阜商-東北福祉大-神戸製鋼-西武ライオンズ-中日ドラゴンズ
  • ポジション:外野手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:182センチ/90キロ
  • 1972年6月19日生まれ
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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