沖縄を皮切りに、2025年も高校野球の季節がやってきた。8月5日に開幕予定の夏の甲子園を目指して、全国各地の球児たちがここまでの野球人生のすべてをぶつける。この夏の主役になろうとしている選手たちの「今」を各チームの指揮官に迫った。**************
部員わずか6人でスタートした鹿児島県立隼人工業高校野球部。そこに加わった3年生たちがチームの土台を築き、現在は部員50人超の大所帯に成長した。春はあえて若手に経験を積ませ、収穫と課題の両方を得た。そんなチームが掲げる夏のテーマは「底抜けに楽しく」。集大成となる最後の夏へ、主将・小島蓮を中心に一戦必勝で挑む――。
今回新開剛監督に春の振り返りと夏への意気込みをインタビューしました。
笑顔と情熱が武器――“底抜けに楽しく”戦う夏
Q. 春季大会での収穫と課題を教えてください。
春季大会では、2年生の投手に経験を積ませたかったので、試合には負けてしまったんですが、2年生の投手や3年生の左ピッチャーなどが実戦でしっかりと投げられたのは、大きな収穫だったと思います。
Q. 夏の大会までのテーマは?
3年生が入学するまで、部員が6人しかいなかったのです。そこに3年生が入ってくれて選手16人、マネージャー1人の計17人で活動していました。さらに1年生・2年生も入部してくれて、現在は部員数が50人を超えるまでになりました。そんな中で入ってきてくれた3年生たちの「思い」を一つにまとめて、“底抜けに楽しくやる”というのが、チームとしての大きなテーマです。
Q. 夏の大会でのキーマンは?
キーマンはキャプテンの小島蓮です。彼を中心に、3年生がどれだけ熱く野球ができるかが、最後の夏を戦う上での大きなカギになると思います。
Q. 夏の大会への意気込みを教えてください。
3年生たちは、これまでに2回、夏の大会を経験しています。今回が3回目の挑戦となります。とにかく、これまで積み重ねてきた実力をしっかりと発揮して、一戦一戦勝ち上がっていくことを目指しています。
鹿児島県立隼人工業高校野球部新開監督、そしてチームの皆さん、ありがとうございました。
夏のご活躍、応援しております!
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