14日、第107回全国高等学校野球選手権東西東京大会の組み合わせが決まった。春の都大会準優勝の東海大菅生光丘日野台の勝者と対戦する。

 関東大会初戦では健大高崎と対戦し、初戦敗退。この試合で最速156キロをマークした石垣 元気投手(3年)を攻略できず、石垣を標準に置いて練習に取り組んできた。今年の西東京は左腕の好投手が多い1年だが、練習試合、実戦形式で速球投手を打ち続けてきた。

 昨年は5回戦で拓大一と対戦し、4回表に一挙10点を取られ、逆転負け。9対10と1点差まで追い詰めたが、この回の大量失点が響く形となった。この試合に先発出場していた前田蓮主将は「相手の選手だけではなく、スタンドにいる方々も立ち向かってくる雰囲気でした。自分もそれに負けないように立ち向かう姿勢。挑戦者の姿勢が大事だと思います」と語るように、挑戦者のマインドを忘れずに4年ぶりの甲子園出場を狙う。