2025年夏の全国高校野球選手権の和歌山大会の抽選会が20日に予定されている。今年の開幕は7月10日。順当に日程に消化されれば、27日に決勝が行われる。

 センバツで準優勝を収めた智弁和歌山の牙城を崩すチームが現れるのか。組み合わせにも注目が集まる。

 今年のシード4校は智弁和歌山を筆頭に日高初芝橋本星林。春の大会で18年ぶりに決勝に進出した星林は、最速144キロの右腕・則藤 瑞起投手(3年)が中心。ソフトバンクの小久保監督の母校が、1990年以来、35年ぶりの夏甲子園を狙う。

 このシード4校の各ブロックに、強豪がどう配置されるか。センバツに出場した市和歌山や、昨秋準優勝の和歌山東など、頂点を狙えるチームも多い。

 2年前の夏には智弁和歌山が初戦敗退の悔しさを味わったこともある。今年は組み合わせにドラマが生まれるか。

【一覧】夏の和歌山大会過去10年の代表校

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