プロ注目投手対決を霞ヶ浦が延長10回サヨナラで制す!鈴木寛人が4イニングをパーフェクトピッチング。石岡一・岩本大地は163球粘投も報われず

 茨城大会準々決勝、Bシード石岡一とDシード霞ヶ浦のカードを迎えた。
 石岡一はここまで岩本 大地土浦湖北水戸啓明を連続完封。4回戦の江戸川学園取手は継投で8対2で退けた。

 対する霞ヶ浦は2番手格の山本 雄大が2試合の先発を任され土浦三に3対1、水戸桜ノ牧を10対0の6回コールドで勝利すると、4回戦はAシードの藤代にエースの鈴木 寛人が登板。延長10回の死闘を一人で投げ抜き1対0でサヨナラ勝ちを収めた。

 先攻・石岡一の先発はエースの岩本 大地が、後攻・霞ヶ浦は左腕の山本 雄大が任された。

 1回表、石岡一は二死から3番・塚本圭一郎がセンター前ヒットで出塁し、四球で二死一、二塁とするが、5番・武田翼は空振り三振に倒れる。

 ピンチを凌いだ霞ヶ浦は1回裏に先制する。一死から2番・飯塚恒介(1年)が四球で出塁し、3番・山本 雄大がライト前ヒットで一死一、三塁とする。4番・宮崎莉汰(1年)はフルカウントから見逃し三振で二死一、三塁。続く5番・芳賀 太陽のライト前ヒットで霞ヶ浦が1点を先制する。

 先制された石岡一は4回表に追いつく。先頭の5番・武田が死球で出塁すると、6番・岩本大地の左中間フェンス直撃のツーベースで生還し同点とする。さらに7番・池田鉄平(1年)のセーフティバントが成功して無死一、三塁とチャンスを広げる。しかし、8番・飯塚大翔(2年)のサードゴロで三塁走者が挟まれタッチアウト。打者走者は二塁を狙うも二塁転送タッチアウトとなり逆転のチャンスが潰れる。

 追いつかれた霞ヶ浦は5回裏に勝ち越す。一死から9番・小田倉啓介がレフト前ヒットで出塁し、エンドランで二死二塁のチャンスを作ると、2番・飯塚が右中間を深々と破るスリーベースを放って1点勝ち越す。さらに四球で二死一、三塁。霞ヶ浦はここで4番に代打・仕黒大樹を送るが見逃し三振に倒れる。

 6回表、霞ヶ浦は2番手にエースの鈴木 寛人を投入する。石岡一は一死から5番・武田が高めのストレートを左中間に運ぶスリーベースで出塁する。霞ヶ浦はこの一打を見て捕手を瀬川悠人から鈴木春樹を交代させる。
 一死三塁とし、6番・岩本はカウント2ボール2ストライクからスクイズを決めて同点に追いつく。

 同点とされた霞ヶ浦は6回裏、エラーと四球と送りバントで二死二、三塁の勝ち越しのチャンスを作るが、9番・鈴木寛人はライトファウルフライに倒れる。