森田 晃介選手 (慶應義塾)

森田 晃介

球歴:慶應義塾

都道府県:神奈川

ポジション:投手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 旧チームから主戦として活躍し、2年夏にはチームを神奈川大会決勝まで導いた。また秋もチームの関東大会出場に貢献しするなど、神奈川県下を代表する好投手。 (ここに注目!)  外角いっぱいのゾーンで、微妙に出し入れできるコントロールと投球術の持ち主。特にスライダーのキレ・制球には、絶対的な自信を持つ。 (投球内容)  右スリークォーターから繰り出す速球は、常時130キロ台~後半ぐらい。驚くような球威・球速はないが、制球力は高い。変化球は、横滑りするスライダーをコースに集めつつ、緩いカーブ、落差のあるチェンジアップなど多彩で的を絞らせ難い。  クィックも1.05~1.15秒でまとめられ、マウンド捌き、投球術、コントロールと揃っており、凄みはないが安定感は県下随一のものを持っている。 <長所>  グラブは最後まで内に抱えられており、両サイドの投げ分けは安定。足の甲でも地面を深く捉えており、ボールは上吊り難い。もう少し腕を上から叩きたい部分はあるので、そこが改善されると、もっと低めに明確な球が投げられそう。 <課題>  腕をまだあまり強く振れないのか、投げ終わったあと身体に絡んで来ない。どこかボールを置きに来る感じがして、その辺が物足りなさを感じさせる要因か?   また着地までの粘りは平凡で、投球フォームとしては淡白。そういった意味では、打者としてはあまり苦になるフォームではなさそう。もう少し下半身をうまく使えるようになると、フォームでも相手のタイミングを崩すことができるだろう。
更新日時:2016.12.06

将来に向けて

 秋の時点の高校生としては、かなり完成度の高さを感じる。しかしそこからどのぐらい進歩を遂げて行けるのか? この冬の間の取り組みが、今後を左右して行きそう。今の投球をベースにさらにアレンジを加えて行ければ、全国の舞台で活躍する日も近いはず。
更新日時:2016.12.06

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