山田 和人選手 (川西緑台)

山田 和人

球歴:川西緑台

都道府県:兵庫

ポジション:遊擊手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 夏の兵庫大会で、創部初めて準決勝まで勝ち上がった川西緑台高校。その中で唯一、二年生ながらスタメン出場し、守りの要であるショートを任されていた選手です。打っても3番打者として、甲子園に出場した東洋大姫路相手に2安打を放ちました。 (第一印象)  下級生ながら均整の取れたその体格は、一際目立っていました。体格、身体能力、野球センス共に、同校の中では抜けた存在だったと思います。公立校の選手ですが、2012年度の飛躍が期待される大型ショートといった感じでした。 (長所)  ボールの正面まで素早くまわりこみ、地肩の強さを生かして安定したスローイングを魅せます。また球際でも強さを発揮し、キャッチングの上手さも感じます。守備に関しては、上のレベルでも充分通用する素材ではないのでしょうか。  踏み込んだ足元がブレない安定した下半身、早めにトップを作り上から振りおろして来るスイング軌道、目線の動きが小さい軸の安定など、打撃に必要な大事な要素をおさえています。センターからレフト方向に、強い打球ではじき返します。 (課題)  ボールを捉える際に、バットの先端であるヘッドが下がってしまっているので、ボールがファールになる確率が高い気が致します。ボールをフェアゾーンに落とすためには、バットのヘッドを立てる意識で、スイングできると好いですね。  始動が遅すぎるので、打てる球は限られます。そのため自分の打てる球が来るのをじっと待ち、その球を逃さず叩く「鋭さ」が打撃に求められます。ただ打席での集中力はあるようで、そういった打撃には適しているのではないのでしょうか。
更新日時:2012.02.17

将来の可能性

 残念ながら、走力に関してはよくわかりませんでした。ただ守備に関しては、すでに一定の水準にあり上のレベルでも遊撃手としてやって行ける選手だと思います。打力は低くはないのですが、遅すぎる始動により対応力が心配。それでも打撃の基礎も抑えられているので、その部分では評価できます。  2012年度の兵庫を代表する内野手として、これからクローズアップされてゆくのではないのでしょうか。志しを高く持って、上のレベルでの野球を目指して欲しいと思いまし、私も機会があればその成長を確認してみたい一人です。
更新日時:2012.02.17

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