2014年04月26日 高砂市野球場

報徳学園vs尼崎小田

2014年春の大会 平成26年度春季兵庫県高校野球大会 2回戦
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勝負の瞬間 松倉雄太

ゲームの流れと展開

 

朝野康平投手(尼崎小田)

 秋の県大会を制し、春の選抜に出場した報徳学園に挑んだ尼崎小田
2回に先制されるも、リリーフした二番手の朝野康平(2年)が踏ん張り、指揮を執る徳山学監督は、「思い通りの展開」と手応えを感じはじめていた。
 しかし6回、報徳学園の先頭・6番の門野 凌(3年)にストレートの四球を与えてしまう。これで、徳山監督が話す「思い通りの展開」が変わってしまった。

 二死後に9番中村 誠(3年)にも四球を与えてしまった朝野は、続く1番比嘉 翔太(3年)にライト前へと運ばれ、痛い次の1点を与えてしまった。

 「先頭への四球。ああいう形になれば、私立(の強豪)にはつけこまれる」と指揮官が話す通り、7回と8回は防戦一方。明らかにコールドゲームを狙ってくる相手に対し、7回こそ一度は踏ん張ったものの、8回の守りでついに力尽きてしまった。

 打たれるならばまだしも、四球を与えたことで流れを変えてしまったことを悔やむ指揮官。
ただ、「今大会は私立の強豪と戦えた」と収穫も口にする。

 相手バッテリーのミスを突いて、迷いなく果敢に本塁を狙うなど、こだわりの走塁もこの試合で見せた。「その前に相手のミスで三塁を取りましたし、春からの成長です」と徳山監督はチームの進化を感じている。

 「兵庫県でのウチの立ち位置がわかったと思います。課題は投手の低めへのコントロール」と県大会で得た収穫を徳山監督は話した。

 9イニングこそ戦えなかったものの、尼崎小田の戦いぶりに、夏は更なる期待を抱かせてくれるチームと感じられた一戦であった。

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尼崎小田 【高校別データ】
報徳学園 【高校別データ】
春季兵庫県大会 【大会別データ】

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