小林 彪希選手 (東洋大姫路)

小林 彪希

球歴:東洋大姫路

都道府県:兵庫

学年:卒業

短評

 東洋大姫路に現れたプロ注目左腕。ひと目見て、好投手と感じるボールを投げ込む。  左スリークォーターから投げ込む直球は最速143キロと聞くように、それだけのボールは投げ込んでいる。特に内角に食い込むストレートは絶品だ。  さらに曲がりが小さい、大きいスライダーを低めに投げ分け、打者の手元で落ちるブレーキング気味のチェンジアップで空振りを奪う。  投げ分けがうまく、完成度の高い投手で、制球力が高い左腕は買いなので、プロが注目するのも頷ける。 (投球フォーム) セットポジションから始動し、右足を高々と上げて、左足の膝を適度に曲げてバランス良くたつ。そこから右足を一塁方向へ伸ばしていきながら、重心を少しずつ下げていき、着地を行う。右腕のグラブを見ると、しっかりと右腕を伸ばして、体の動きをロックすることなく、右胸に抱えることができている。テークバックの動きを見ると、Cの字を描くようにトップに入り、しっかりと肘を上げることができる。胸のハリもよく、上半身の使い方が非常に良い左腕だといえるだろう。
更新日時:2019.06.26

将来の可能性

毎年、左の好投手を排出する兵庫県でも上位に入る素質、完成度を持った左腕。何より投げ方がよいので、コントロールも高い。夏まですべての面でレベルアップすれば、もっと高いステージで勝負できるのではないか。  進路はまだわからないが、これからも名前を聞き続ける存在であることは間違いない。
更新日時:2019.06.26

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