安田 大将選手 (東海大福岡)

安田 大将

球歴:東海大福岡

都道府県:福岡

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:175.0 cm

体重:68.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2017年3月24日)  安田 大将の技巧は横変化のスライダーとシンカーを交えた横の揺さぶりで、神戸国際大附各打者は的がまったく絞れなかった。4回までのアウトの内容を見ると、12アウト中、フライアウトが実に11個数えた。それが5回以降は一転して15アウト中、ゴロアウトが10個という〝ゴロ地獄″に見舞われる。  神戸国際大附各打者の「ストライクの見逃がし」が多かったのも安田の技巧を物語っている。4回までの見逃し率(全投球に占めるストライクの見逃しの割合。数値が低いほうが好球必打、20%以上は消極的と判断)は約24%。バットを振れていない様子がひと目でわかる。それが最終的に18%まで上がるのである。途中から慌てて好球必打に切り替えている様子が目に浮かぶ。  奪三振0でわかるようにボールの質に特徴があるわけではない。あえて最大の武器は何かと言われれば「テンポの速さ」だと答えるだろう。捕手から返球されてから投げるモーションを起こすまでのタイムは3秒台。神戸国際大附各打者は球威がないので簡単に打てると思ったのだろう、無為無策のまま安田のペースにまんまと嵌り、横の揺さぶりに翻弄されまくった。考える余裕があれば逆方向へのバッティングなど、やれることはいろいろあったはずだが、その余裕を与えなかった。
更新日時:2017.05.13

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