2011年10月06日 札幌円山球場

札幌新川vs富良野

2011年秋の大会 第64回北海道大会 準々決勝
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勝負の瞬間 松倉雄太

深尾翔斗(札幌新川)

悪循環を変えた好判断

 本当なら最悪の流れなのだろう。しかし、一瞬の判断がその悪循環を好転させた。場面は7回裏のことである。
そこまでの前半は、立ち上がりに富良野が1点を先制したが、富良野のエース吉田 拓也(2年)と札幌新川の左腕・深尾 翔斗(2年)による投げあいだった。
この流れが変わったのが6回。ただここは両チームとも2死から走者を三塁に進めるが、両投手が踏ん張り得点はならなかった。

それでも一旦投手戦が崩れると、試合は目まぐるしくなる。
7回に富良野は2死から6番吉田がヒットを放つと、走者を進めて8番中島 奏人(1年)がライト前へ落として吉田が生還。待望の『次の1点』が、富良野に入った。
その吉田は、函館大有斗を完封した初戦に続きこの日も無失点。完全に試合を支配していた。
しかし差が2点となったことが、「勝ちを意識した」という吉田の心境を変え、追う札幌新川には開き直りの気持ちを持つきっかけになった。

そして7回裏を迎える。先頭打者だった7番深尾はファーストゴロ。だがこれをファーストがグラブだけで取りにいってしまい、痛恨の失策で深尾は出塁した。

打席は8番の菅原康平(2年)。2点差で残り3イニング。札幌新川の新井田猛監督が取った策は送りバントだったが、菅原はバントの構えで2度ファウルとなり、決められない。2ストライクとなったところで、サインはバントではなくなるが菅原は冷静だった。
「(吉田投手の)変化球がショートバウンドしていた」。
それまで、吉田の武器である落ちるスライダーを振らされていた札幌新川打線。しかし前半にそのスライダーを使いすぎたのか、後半になってからは打者の手前でショートバウンドするようになってきていた。

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応援メッセージ (1)

富良野今日も勝つぞひろりん 2011.10.06
いつも富良野高校応援してます今日も勝つぞー

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