2020年10月05日 札幌円山球場

武修館vs小樽双葉

2020年秋の大会 第73回秋季北海道高等学校野球大会 2回戦
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20安打12得点で快勝した武修館が徹底した準備と実戦意識



武修館の得点シーン

 7回コールドの12対5で武修館が小樽双葉を下した一戦。試合を振り返っていく前に、ヒット数を先に紹介したい。小樽双葉は7回でヒット6本に対して、武修館はヒット20本と圧倒的な数字を残している。残塁は8つを記録したが、小樽双葉の残塁5つと大きな差はない。

 繋ぐ攻撃で着実に点数を重ねて小樽双葉を打ち破り、ベスト8進出を決めた武修館。その攻撃は初回から発揮されていた。

 2点を追いかける初回、一死から2番・鈴木 晨太のヒットからチャンスを作ると、5番・倉 宏太朗までいきなり4連打。すぐさま同点に追いつくと、3回はビックイニング。先頭の8番・白山 拓翔のヒットからきっかけを作ると、1番・曽我 旺矢から怒涛の7連打。一気に7得点をあげて、小樽双葉先発・大迫 陽斗をマウンドから下ろしてみせた。

 大量リードをもらった武修館先発・倉は身長166センチ体重67キロと決して大型選手ではないが、全身を使った投球フォームから伸びのあるストレートに加えて低めに集められたスライダーが効果的に決まり、小樽双葉打線を抑えていく。

 7回に小樽双葉3番・石坂誠樹のタイムリーで1点を失ったものの、直後の攻撃で代打・山本 朋樹と1番・曽我の連続ヒットで追加点のチャンス。ここで2番・鈴木が三塁打を放って12対5。コールドが成立して武修館が勝利を掴み取った。

 ではここまで繋がる理由はどこにあるのか。3番ショートでスタメン出場を果たし、3打数2安打を記録した赤石 歩夢主将に試合後に話を聞いた。
 「普段の実戦練習で、無死一、二塁や無死二塁からいかにスコアリングポジションにするか。そのためにどうやって打てばいいのか。ランナーの進め方や得点の取り方にこだわってきたので、それが発揮されました」

 実際に対戦した小樽双葉のキャッチャー・大森丈二は「なかなか三振してくれない。いいところに決まった変化球も外野まで運ばれて粘り強かった」と武修館打線を分析する。

 これにもたしか理由があり、武修館は対戦相手を監督とともに2時間ほど使ってビデオをみて、細かな部分から分析をしていく。こうすることで確かな裏付けをもって打席に入っていることで結果に繋がったのだ。

 これでベスト8に入った武修館。次の試合に向けて「守備をしっかり確認していきたい」と2つのエラーを記録したディフェンス面の修正を掲げた。

 一方で敗れた小樽双葉の長谷川監督は「2回の7点に尽きるかなと思います」と大量失点を悔やんだ。支部予選では北照を破ったが、今回の敗戦を春以降に活かしてさらに成長した姿を見せて欲しい。

(取材=田中 裕毅)

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