岡本 凜典選手 (札幌大谷)

岡本 凜典

球歴:札幌大谷

都道府県:北海道

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:177.0 cm

体重:81.0 kg

学年:卒業

寸評

 1年生ながら、4番・エースとして秋季北海道大会でチームを決勝まで導いた立役者。投打に可能性を感じさせる選手で、その将来が楽しみ。今回は、投手・岡本凛典を取り上げてみたいと思います。 (第一印象)  ガッチリした体格で柔軟性は感じられないが、型がしっかりした選手との印象を受けます。資質も高いのですが、それ以上にセンスの良さを感じます。 (投球内容)  球速はすでに、常時130~135キロの体重の乗ったボールを投げ込んできます。しかし力で抑えようとはせずに、両サイドにボールを散らせて打ち取るタイプ。変化球は、小さく横滑りするスライダーでカウントを整えつつも、縦に切れ込むスライダーとフォークのような球種も織り交ぜます。ただ現状は、コースに速球と横のスライダーを集めるコンビネーション。クィックは1.25秒前後とやや遅いものの、牽制やフィールディングは中々上手い。投球も「間」を意識したり内角を突いたりと、結構頭を使って投げている感じが致します。 <長所>  腕を強く振れるので、速球と変化球の見極めは難しいはず。ボールにも体重を乗せることができ、打者の手元までグッとボールを押し込めます。  グラブを最後まで内に抱えられるので、両サイドの投げ分けは安定。足の甲での地面への押し付けは浮きがちなのですが、「球持ち」がよくボールを低めに押し込める分、思ったほど上吊らず制球も安定。 <課題>  最大の課題は、体の「開き」が早いこと。これによって球筋が読まれやすく、コースを突いた球でも踏み込んで打たれてしまいます。
更新日時:2013.12.03

将来の可能性

 投手としては、将来のドラフト候補という匂いはしてきません。それでも馬力もありますしまだ一年生ということを考えると、最終学年には140キロ台を連発するまでになっても不思議ではありません。あまり投手体型ではありませんが、体格もありセンスもあるだけに、今後どういった進化を遂げてゆくのかは想像が難しいところ。それでも道内を代表する投手として、話題になることが期待されます。
更新日時:2013.12.03

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です