”広陵のボンズ”真鍋慧が大商大で全国デビュー! 履正社主軸、智辯学園二刀流、仙台育英胴上げ投手ら甲子園のヒーローが神宮で暴れまわる!【大学選手権注目ルーキーリスト】
大阪商業大・真鍋 慧内野手(1年=広陵)
10日から第73回全日本大学選手権大会が開幕する。各リーグを勝ち上がった選手の中には、この春入学したばかりのルーキーも多い。早くもチームの中軸を担う選手や存在感を示している未来のスターたちを紹介したい。
大注目は高校62発のパワーを誇り、「広陵のボンズ」と称された大阪商業大の真鍋 慧内野手(1年=広陵)だ。高校時代から189センチ93キロの恵まれた体格を誇り、3年時の高校日本代表候補合宿では、木製バットを使用してのフリー打撃で本塁打性の当たりを連発していた。昨秋のドラフトでは、上位候補として名の挙がることもあったがまさかの指名漏れ。それでも、大学進学後は高校時代に他を圧倒した打撃で「2番・指名打者」の座を奪取した。春季リーグ戦では、開幕戦から2安打の上場デビューを飾ると、龍谷大学との2回戦では大学初本塁打を含む4安打の大暴れ。その後もコンスタントにヒットを打ち続け、リーグ戦3位タイの打率.333、リーグ2位の9打点など圧巻の成績を残した。新人賞にあたる平古場賞、指名打者部門でのベストナインと2つのタイトルも獲得したスラッガーは全国デビューでどのような活躍をするのか注目だ。