松山 仁彦選手 (東邦)

松山 仁彦

球歴:東邦

都道府県:愛知

ポジション:投手, 右翼手

投打:左 / 左

身長:176.0 cm

体重:71.0 kg

学年:卒業

寸評

 この夏の甲子園では、不調だったエース藤嶋健人に代わって中心的な役割を果たしたサウスポー。背番号9をつけながらも、投手としても非凡な才能を持っている。 (ここに注目!)  まだいかにも野手が投げているという感じの粗っぽいフォームながら、左打者の背中腰しから来る感覚に陥る、独特の球筋には注目して頂きたい。 (投球内容)  左のスリークォーターから繰り出す130キロ台後半~MAX144キロの速球を投げ込む。変化球は、曲がりながら沈むスライダーがほとんど。クィックは、1.05~1.10秒とまずまずで、牽制やフィールディングは並ぐらい。微妙な駆け引きとかコントロールはなく、打者の外角にボールを投げ込むという投球に終止している。 <長所>  最大の特徴は、上記にも書いたように背中越しからくる感じの球筋。そして、左打者には大きく逃げてゆくスライダー。それでいて速球の球威・球速も水準以上のサウスポー。 <課題>  身体の開きが早いので、右打者にとってはボールが見やすい。左打者に対しては独特の球筋を活かせるが、右打者に対してはそれができない。右打者外角に沈むチェンジアップ系のボールの修得と、内角クロスを厳しく突ける投球を身につけたい。
更新日時:2016.09.16

将来に向けて

 このまま投手に専念すれば、将来140キロ台後半を連発できるような、力で押せる左腕になっても不思議ではない。ボールの力だけでなく、投球の幅を広げたり、コントロールを磨いたりと平行してできれば、近い将来プロへの可能性も充分考えられる。これからも、注目して見守ってゆきたい選手だった。
更新日時:2016.09.16

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です