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高橋光成(現西武)を筆頭に4名がNPB入り!2013年夏の3回戦を戦った前橋育英と横浜戦士たちのその後を紹介

2020.06.11

高橋光成(現西武)を筆頭に4名がNPB入り!2013年夏の3回戦を戦った前橋育英と横浜戦士たちのその後を紹介 | 高校野球ドットコム
左から高校時代の工藤 陽平(前橋育英)、渡辺 佳明(横浜)、高橋 光成(前橋育英)、浅間 大基(横浜)

 2013年夏、第95回大会は2年生エース高橋 光成率いる前橋育英が初出場初優勝を飾る。その後、高橋は3年生での甲子園出場は逃すも、2年連続でU18日本代表に選出され、ドラフト1位で埼玉西武に入団。優勝投手として遜色ないキャリアを積む。そして、3回戦で対戦した横浜からもNPB入りした選手を3名輩出するなど、甲子園後も野球界の第一線で戦う選手が多い。

 そこで今回は2013年の夏の3回戦を戦った前橋育英横浜の主な選手たちの現在地についてみていきたい。

前橋育英の出場選手】
投手 高橋 光成(埼玉西武)2014年1位
投手 喜多川 省吾(中央大-日本生命)

内野手 土谷 恵介(中央大-鷺宮製作所)
内野手 荒井 海斗(明治大-三菱自動車岡崎)

外野手 工藤 陽平(国学院大-群馬ダイヤモンドペガサス)

横浜の出場選手】
投手 伊藤 将司(国際武道大-JR東日本)
投手 小田 準右(平成国際大)

内野手 川口 凌(法政大-JX-ENEOS)
内野手 松崎建造(立教大)
内野手 川田 晃司(作新学院大)
内野手 高濱 祐仁(北海道日本ハム)2014年7位 2019年オフから育成
内野手 渡辺 佳明(明治大-東北楽天)2018年6位

外野手 浅間 大基(北海道日本ハム)2014年3位
外野手 井上 和也(日大国際関係学部)
外野手 長谷川 寛之(明星大)
外野手 浅井 大地(鶴見大)
外野手 小野 遼久(国際武道大)
外野手 根本 耕太(拓殖大)

 NPB入りを果たしたのは前橋育英から2年生エース・高橋 光成と、横浜から3番の浅間 大基、4番の高濱 祐仁、5番の渡辺 佳明の計4名。
 そして、前橋育英の1番・中堅手の工藤 陽平は独立リーガーとしてプロの道を進む。

 2013年夏の優勝投手・高橋は埼玉西武に1位指名を受け入団。昨シーズンは自身初の二桁勝利を挙げ、西武の先発ローテの一角を担う。プロ5年で通算161試合に出場している浅間は今季自主トレ中の怪我の完治を目指し開幕に挑む。

 横浜高元監督の渡辺元智氏を祖父に持つ渡辺 佳明は明治大学に進学し、2度のベストナインに輝き、大学日本代表にも選出。2018年ドラフトで東北楽天に6位指名を受け入団すると、1年目から77試合に出場し、得点圏打率は.393を記録し勝負強さを発揮。ユーティリティープレーヤーとして、1年目を越える出場機会を目指す。

 国際武道大に進学した横浜の伊藤 将司は、大学時代、3度の日本代表を経験。そして、2017年、2018年には同大を2年連続の全日本大学野球選手権準優勝に導く活躍をみせた。大学卒業後はJR東日本に入社し、背番号18を背負い、社会人ドラフト候補左腕に名を連ねる。

 前橋育英監督荒井直樹監督の息子、荒井 海斗は親子で甲子園優勝を達成。現在は三菱自動車岡崎でプレーしている。

 横浜の川口 凌は法政大に進学。4年秋に打率.373を残し、チームの12季ぶりのリーグ優勝に貢献した。現在はJX-ENEOSでプレーし、入社2年目の今季から主将に就任した。

 また、2013年夏の決勝で本塁打を放った田村 駿人は現在プロレスラーとして活躍している。

 これからも成長が楽しみな選手が多い2013年夏3回戦を戦った両校ナインたち。これからも彼らの活躍を追っていきたい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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