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岐阜工 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||
中京 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 2 |
岐阜工:下川-白石 中京:宮地-山口、平井

宮地翔太(中京)
中京の本格派右腕が完封、東海大会切符つかむ
秋季岐阜大会は25日、長良川球場で決勝と3位決定戦が行われた。決勝は大垣日大が岐阜第一を4-2で下し、2年連続の優勝。3位決定戦では中京が岐阜工を2-0で破った。大垣日大と岐阜第一、3位を確保した中京は、来春のセンバツ甲子園へとつながる東海大会(三重県内3球場、10月23日開幕)に臨む。
中京の勝利の立役者は、完封勝利を挙げた先発右腕の宮地 翔太だ。今秋からベンチ入りし背番号10をつける。185センチ、82キロと体格に恵まれ、今後に期待を持たせる豪腕ピッチャーだ。
自身でも「ストレートがウリ」と語るように、最速140キロとスピードが出ている。腕の角度がキマッたときのストレートは伸びも十分。ズバーンとファースト・ストライクを叩きつけてくる。
フォームは、本格派のムードを漂わせてゆっくりと振りかぶり、テークバックでは腰を折らず背筋を伸ばした状態を長くキープ。
筆者は準々決勝の加納戦でも宮地を観たが、そのときは重心が後ろに残りがちで、突っ立って投げているケースも見られた。
だがこの日は、ほどよく力みが抜けて、いい状態でマウンドを支配できたはず。内野ゴロを重ね、岐阜工打線を完封した。
単に上背があるからというのみならず、精神面でも打者を見下ろしたような投球で9回を投げ抜いた。
課題を挙げるとしたら、本格派投手に共通する課題ではあるが、時折の棒球とコントロールか。加納戦ではワンバウンド球、この日は高めに抜ける球がしばしばあった。東海大会までの1ヶ月間でこの辺が多少なりとも修正されれば、他県の強豪を相手にしても抑え込めるはずだ。
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