大橋 陸選手 (大垣商)

大橋 陸

球歴:大垣商

都道府県:岐阜

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:182.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋 2012年09月02日 大垣商の快腕1年生・大橋が好投 ここ何ヶ月か、「大垣商の1年生陣がすごい」という評判を、県内のみならず県外の高校野球関係者からも耳にしてきた。その1年生メンバーがスタメンに6人並ぶ大垣商の県大会初戦。強敵・中京に粘られながらも、スーパー世代の活躍でリードを保ち、2回戦進出を決めた。 逸材投手がその片鱗を見せつけた。先発の大橋陸(1年)が中京打線を6回3失点。自軍に先制点が入るまでは無失点で耐えた。身長183センチの大型右腕で、大きくグラブを掲げたフォームから、しなやかに腕をタテに振り、回転のよいストレートが走る。タイプとしては前田健太(広島)に近い。鮮烈デビューを飾った夏の大会初戦の試合後には本人、憧れの選手として田中将大(楽天)を挙げていたが、「マエケン似」を差し向けてみると「前田投手も好きです。田中投手と前田投手の両方ですね」と笑顔を見せた。 大橋にとって、この日は「前日の反省を生かす」(本人談)マウンドだった。前日の練習試合・神戸国際大附戦で2回を投げて6失点。新チーム発足後、地区大会・練習試合を通じて「ずっと無失点が続いていた。イニング数? 多分20イニングス以上は…」(同)というが、秋季県大会を前に記録は途絶えた。 本番のこの日、意識したのは冷静さを保つこと。「(前日の練習試合では)打たれて冷静さを欠いてしまった。今日はピンチになってもバックを信じ、冷静でいられた」と振り返った。 指揮官も、右の本格派に大きな期待を寄せている。「先日は社会人野球の練習を見せに連れていきました。ランニングするにしても『これぐらいの(速い)スピードで走らないといけないのか』と本人に気づかせようと思ってね」と、生駒健吾監督は高いレベルで育てる構えだ。「この夏は馬のように走らせた」(生駒監督)結果、大腿部が太くなり体重もアップ。中学時代は最速132キロで、「球速は今もそんなに変わっていないと思う」と大橋は話すが、この先のスピードアップは必至だ。
更新日時:2012.09.11

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