佐藤 一磨選手 (横浜隼人)

佐藤 一磨

球歴:横浜隼人

都道府県:神奈川

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:188.0 cm

体重:88.0 kg

学年:卒業

短評

試合レポートより抜粋)  横浜隼人の先発は長身左腕・佐藤一磨(3年)はなかなか面白い投手だった。  長身で体つきもがっしりしているのだが、肩肘の柔軟性も高い投手。何より良いのは脱力が効いた投球フォーム。右手のグラブを軽く上げて、軽く添えるイメージ。同じ神奈川の左腕でも、勢いよくグラブを抱え込む投手と比べると一目瞭然の体の使い方である。  投手にとってグラブを使う手の感覚、力の入れ具合はデリケートである。佐藤はこのフォームによって、しっかりと力が入るのだろう。腕の振りもスムーズで、頭の突っ込みもないため、軸のぶれもない。投球フォームのリズムが、「静→動」なので、常時130キロ~135キロ(最速138キロ)のストレートはぴゅっと来る感覚に陥る。そのため差し込まれたフライが多かった。変化球は120キロ中盤のカット系の変化球、110キロ中盤のスライダー、110キロ中盤のチェンジアップを投げるが、投球の大半はストレート。高めでも勝負できる切れ味があり、大きくコントロールを乱すこともない。  ピッチング以外にも目を向けると、1.2秒前後のクイックと速く、それでいてコントロールの乱れはなく、牽制もそつなくこなし、フィールディングではこの長身ながら身のこなしが良く、バントを二塁封殺もあった。タイプ的には横川 凱大阪桐蔭-巨人)と似たタイプといえる。  このメカニックのまま常時130キロ後半~140キロ前半まで伸びていけば、ドラフト候補として注目を浴びそうだ。長身でありながら、実戦レベルも高い面白い素材なので、さらに色気を出して、取り組んでほしい。
更新日時:2019.04.13

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