上田 希由翔選手 (愛産大三河-明治大)

上田 希由翔

球歴:愛産大三河-明治大

都道府県:愛知

ポジション:内野手

投打:右 / 左

身長:183 cm

体重:94 kg

学年:卒業

短評

コラムより抜粋(2019年4月12日

 昨年の愛知県選抜では長打を連発していた打者で期待度は高かったが、この高校日本代表研修合宿でも強打を発揮。広陵の河野 佳が投じた143キロのストレートを左中間へ二塁打にした打球は圧巻だった。上田はそれほど捻りを入れず、手元まで呼び込んで縦振りのスイング軌道でボールを捉えるスラッガー型のスイング。ステップを見ると、ゆったりと足を挙げて、軸がぶれることなく、ボールを見ることができるので、速球、変化球にも対応ができる。

 現在、上田は高校通算29本塁打を放っているが、2年夏まで8本塁打。秋以降、21本塁打を放っている。長打力開花のきっかけは昨夏の甲子園。他校の打者たちの打撃をみて、実力不足を痛感。そこで上田は日ごろの打撃練習から「バックスピン」をかけることを意識。その感覚をつかんでいき、量産体制に入った。指導者と話をして、今年の日本代表を目指すつもりで取り組んでおり、今回の研修合宿ではレベルが高い投手と対戦したり、他の打者たちの打撃をみて、「自分はまだまだで、課題が多いと痛感しました」と現状の実力が分かる合宿となった。

 とはいえ、木製バットでこれほど完成度が高い打撃を見せる強打の一塁手はなかなかいないし、一塁手の守備も及第点を与えられるものがある。寡黙なスラッガーが評価されるには、今後の公式戦での活躍次第だろう。

更新日時:2019.04.17

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