向坂 優太郎選手 (仙台育英)

向坂 優太郎

球歴:仙台育英

都道府県:宮城

ポジション:外野手, 投手

投打:左 / 左

学年:卒業

短評

2019年秋、仙台育英は投手陣が不調に喘いだが、その中で左のエースとして台頭したのが向坂 優太郎だ。東北大会では防御率1.74と好成績を残した。  神宮大会の投球を見ると、名門校で鍛えられた投手ということで、全体的にレベルが高い投手だ。常時130キロ~136キロの速球は一定以上の精度の高さがある。120キロ前後のスライダーは横に曲がるだけではなく、低めに落として空振りを狙う。このスライダーで多くの三振を奪っている。  明治神宮大会では高めに浮く投球が目立ち、天理打線に打ち込まれたが。それでもストレートの精度、変化球の精度の高さは選抜に出場する左腕の中でも上位に入るだろう。 (投球フォーム) ステップ幅が狭く、急ぎっぽい動きから投げ込む姿は高木京介(巨人)に似たものを感じる。 セットポジションから始動する。右足を高く足を上げる、左足をまっすぐ立つ。右足を二塁方向へ送り込んでながら、つま先から着地し、インステップをしている。  そこから内回りの旋回から左ひじを折りたたむようにテークバックをとる。トップに入るまで腕を隠して、出どころが分かりにくくしたい狙いが感じられる。
更新日時:2020.01.28

将来の可能性

一定レベルの制球力、球速、球威を持った左腕投手なので、ある程度の活躍ができそう。このオフではフィジカルなどを鍛え上げながら平均球速を高めることができるか。  攻めのバリエーションを増やしていきながら、今回の選抜では勝利に導く投球ができるか注目をしていきたい。
更新日時:2020.01.28

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