留学生の声
永冨 翔太君(日大明誠高校 ― マーセッド大学)

アメリカの大学では勉強についていくのが大変です。午前中は授業、午後は野球の練習というスケジュールが毎日続くので休養日となる日曜日は1週間の疲労を取ることに専念しています。
野球部の練習やトレーニングに毎日約4-5時間費やすので、授業の課題や宿題に掛ける時間をあらかじめ決めて終わらせるようにしています。授業で課される提出物がたくさんあるので忙しいです。
アメリカに渡る前に自分が考えていた「細かいプレーは少ない」というアメリカ野球のイメージとは違って、この大学の選手たちには緻密なプレーが求められているように感じます。日本でいう監督にあたるヘッドコーチや各専門のコーチなどコーチ陣が6名いて学生選手一人ひとりに細かく指導していると思います。
チーム内の選手たちは仲間意識がとても強くて、選手同士で思ったことや気づいたことを伝え合ってチーム全体のレベルアップをはかることを常に意識しています。
成長に向けた意識がとても高いチームメイト達と一緒にプレーすることが自分にとって良い刺激になっています。公式戦の初戦の試合が始まる前にアメリカ国歌を聞いた時に、今まで体験したことのない緊張感と同時に大きな興奮を感じました。
球場でホットドックを売っていたり、観客から英語で声援を受けたり、アメリカならではの球場の雰囲気がとても新鮮です。自分がアメリカ留学で得たいもの、留学生活を通じてなりたいと思う自分のイメージを常に意識してそこに向かって頑張っていきたいと思っています。