聖カタリナ学園、エースと4番の大活躍で2年ぶり秋季四国大会へ!



小松戦で高校初アーチ含む4打数3安打4打点と爆発した聖カタリナ学園4番・川口-翔大(2年・遊撃手)

  「エースと4番が仕事をすればチームは負けない」

 古き時代から今に至るまでカテゴリーを問わない野球界の黄金則。そして、まさにこの試合における聖カタリナ学園がそうだった。

 まず魅せたのは4番の川口 翔大(2年・遊撃手・右投左打・174センチ68キロ・松山中央ボーイズ出身)。1回裏に「甘く入ったストレート」を振り抜き、高校初アーチとは思えない弾丸ライナー先制2ランをライトスタンド中段に突き刺すと、「1本では満足できなかった」と2・3打席目もタイムリーを放ち3安打4打点。「櫻井が頑張っていたので助けたかった」川口の想いは打線にも伝播。毎回出塁の13安打と終始、2年連続四国大会出場を狙った小松を圧倒した。

 そのエース・櫻井 頼之介(2年・右投右打・170センチ58キロ・尼崎ボーイズ<兵庫>出身)の出来も素晴らしいものだった。自責点0での124球4安打2四球10奪三振1失点完投勝利という数字もさることながら、「打たせて取ることを心がけた中で三振が取れたことがよかった」と当人も振り返ったように、「最遅」91キロのスローカーブから最速142キロのストレートまで様々な球速帯のボールを自在に操ったクレバーさは、四国大会の舞台でも必ず通用することだろう。

 かつ小松への研究も十分。聖カタリナ学園は「守備のポジショニングは練習の時から相手を想定して確認していました。特に外野は完璧。よかったです」と選手の司令塔たる主将・小澤 武門(2年)が明かした姿勢を貫き、2年前は初戦敗退に終わった四国大会での「頂点獲得=初センバツ・初甲子園」を果敢に倣っていく。

(レポート=寺下 友徳