【春季神奈川大会】東海大相模の198センチ左腕・藤田 琉生が公式戦初完封!
公式戦初完封勝利を挙げた藤田 琉生(東海大相模)
20日、春季神奈川大会は各地で4回戦8試合が行われている。相模原球場の第1試合、東海大相模vs桐蔭学園の一戦は1対0で東海大相模が勝利。東海大相模の198センチ左腕・藤田 琉生投手(3年)が6安打完封勝利を挙げた。
最速139キロの速球、スライダー、カーブ、チェンジアップをテンポ良く投げ分け、要所で三振や併殺に打ち取る投球が光った。9回も走者を出したが、併殺で試合を締めた。これが高校での公式戦初完封となった。
「練習試合でも完封したことはありますが、やはり公式戦での完封は嬉しかったです」
笑顔を見せた。昨秋の準決勝の横浜戦で逆転負け。藤田は4点のリードで10回裏のマウンドに登ったが、5失点を喫した。この悔しさを忘れず、下半身強化に励んできた。また二段モーションも採用し、「それほど力を入れなくても、強いボールを投げられるようになった」と長いイニングを投げられる要因になった。
原俊介監督も「1点とられたら分からない試合で、完封できたのは大きい。これを自信に変えてさらに成長してほしい」と評価した。
準々決勝では桐光学園と藤沢翔陵の勝者と対戦する。今大会は背番号1として臨む大型左腕の投球に注目だ。
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