第13回 水泳が苦手球児も必見!!スイミングトレーナーが伝授するトレーニング効果の高まる泳ぎ方講座2016年09月06日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]水中トレーニングのメリットはたくさん!
[2]水中での正しい歩き方!
[3]泳ぎ方のポイントを伝授!

 近頃は、野球のトレーニングの一環として、水泳などプールでのトレーニングを採用しているチームや選手が増えています。そこで、プールでのトレーニングの正しいやり方や、その効果について西武フィットネスクラブ ビッグボックス高田馬場の福田 真由美さんに伺いました。

水中トレーニングのメリットはたくさん!

西武フィットネスクラブ ビッグボックス高田馬場 福田 真由美コーチ

 水中でトレーニングには、陸上でのトレーニングに比べて、いくつかのメリットがあります。

1つ目は、運動効果が高いこと。「水中は陸上にくらべて抵抗を受けるので、同じ動作をでも水中でやった方が効率的に体を鍛えることができます」(福田さん)
2つ目は、心肺機能が向上すること。「当然ですが、人間は水中では呼吸をすることができないので、水泳をすることで心肺機能が高められます」(福田さん)
3つ目は、体への負担が陸上に比べて少ないこと。「水中は浮力が働くので、腰やヒザへの負担が軽減されます。ケガをした選手がプールでリハビリを行うのも、そこが理由ですね。また、楽にジャンプができたり、両ヒザを曲げて両足を浮かせた状態で動くなど、陸上ではできない動きをすることも可能です」(福田さん)。

4つ目は、体の左右をバランス良く鍛えられること。「基本的に水泳は左右対称の動きをするので、全身を偏りなく鍛えられます」(福田さん)
5つ目は、柔らかい筋肉ができること。「ウエイトトレーニングでは『太くて、短くて、固い筋肉』がつくことが多いです。でも、野球のように肩を回してボールを投げる球技では、肩周りの筋肉が固いと動かしづらくなってしまうため、思うようにボールを投げることができなくなってしまいます。しかし、水泳では『細くて、長くて、柔らかい筋肉』をつけることができるので、関節の動きをじゃますることはありません。ボディビルダーのようなピッチャーがいないのは、そういうところに理由があるのでしょう」(福田さん)

水中でのトレーニングをするうえで、もっとも大切なのは「姿勢」だという。「泳ぐときには、しっかりと水面に浮かなければいけませんが、このとき体が真っ直ぐになっていないと下半身が沈んでしまったりします。でも、初心者の方に真っ直ぐ立ってもらうと、実際は腹が前に出て背中が反ってしまっていることが多いんです。ですから、腹を引っ込めるようにし、壁に背をつけて腰のあたりが壁から離れないようにします。

この時、両手を上げるとやりやすくなるでしょう。こうして、正しい姿勢を体に覚え込ませておくことがとても大切です。正しい真っ直ぐな姿勢を保つには、体幹やインナーマッスルを使います。疲れてくると体がどちらかにブレてしまいがちですが、そういう時こそ真っ直ぐに立つことを意識しれば、体幹のトレーニングにもなるでしょう。良い姿勢が身に付けば、両足でバランス良く立ったり、歩いたりするだけでも、ちょっとしたトレーニングになるはずです」(福田さん)

  • 背中が壁に付いている真っ直ぐな良い姿勢

  • 背中や腰が壁から離れた悪い姿勢

このページのトップへ

【次のページ】 水中での正しい歩き方!

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第47回 出動!球児に聞き隊!【野球以外に好きなスポーツは?】【野球総合研究所】
第9回 元世界水泳代表選手から、「柔軟で強い」腕と肩、身体の鍛え方を学ぼう!【他競技のスペシャリストから学ぼう】
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム