第43回明治神宮野球大会 チーム紹介 浦和学院高等学校 【関東地区代表】

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浦和学院高等学校関東地区・埼玉3年連続3回目

チーム紹介

    春夏連続で甲子園に出場した旧チームから、佐藤 拓也笹川 晃平などの主力が多く抜けた。髙田 涼太主将が、「佐藤さんや笹川さんみたいなスター選手はいない」と話す新チームは、泥臭く全員野球で戦い抜いて、関東大会史上初となる3連覇を達成した。

    3連覇への道のりは苦しいものだった。県大会準々決勝では、森士監督の母校である上尾を相手に9回まで5点をリードされた。9回裏に6点を奪って執念のサヨナラ勝ち。決勝では花咲徳栄に完敗したが、関東出場を手にしたことで、チームは時間をかけて成長した。

    打線は旧チームでも1番を打った竹村 春樹、4番だった山根 佑太、それに主将の髙田が残る。関東4試合でのチーム打率は2割9分5厘と特別秀でた数字ではないが、二塁打10本と長打が多いのが目立つ。3番山根、4番髙田と主軸は安定した働きを見せている。さらに今春の選抜まではベンチに入っていた木暮騎士が5番打者として復活。準決勝(宇都宮商戦)と、決勝(花咲徳栄戦)の2試合に限ると、7打数5安打と気を吐いた。

    前橋育英との準々決勝で勝ち越し打を放った渡邊 剛は、投手でありながら代打の切り札としても注目される選手だ。

    ベースコーチは、一塁が14の酒井恭、三塁は背番号17の久保 和輝が務めることが多かった。

    守りでは、今年も基本的には主将の髙田を中心に自分達でタイムを取るスタイル。

    関東準決勝では、指を骨折して県大会でベンチ入りできなかった西川 元気が、新チームで初めてマスクを被った。それまでキャッチャーを務めてきた髙田ともに、守りのバリエーションが広がったのは大きな要素と言える。

投手紹介

    1年生左腕の小島 和哉が関東4試合中3試合で先発、1試合がリリーフとエースとして逞しく成長している。関東大会での防御率は1.67。球速よりもキレで勝負するタイプで、スライダー、カーブ、チェンジアップを操る。
    1年生ながら今夏の甲子園では天理との3回戦で3イニングを投げたが、3失点と悔しいマウンド。その経験が、秋季大会での修羅場をくぐり抜けさせる要因に繋がっている。

    関東決勝で先発した涌本 亮太が実質的に二番手の投手。昨秋の明治神宮大会で好投したのを覚えておられる方も多いだろう。

    他には左腕の渡邊 剛と野村亮太、右では伊藤 祐貴と甲子園で先発経験のある山口 瑠偉が1年生エースをバックアップする。

公式戦10勝1敗

 勝ち上がり 相手
県南部地区予選 1回戦 10-0 県立浦和
代表決定戦 7-0 和光
埼玉県大会 2回戦 5-0 川越工
3回戦 7-0 浦和実
準々決勝 7-6 上尾
準決勝 4-1 聖望学園
決勝 2-8 花咲徳栄
関東大会 1回戦 3-0 銚子商
準々決勝 5-3 前橋育英
準決勝 7-3 宇都宮商
決勝 3-2 花咲徳栄

関東大会での登録選手(◎:主将)

背番号 名前学年身長体重
1   小島 和哉 1 175 72
2 髙田 涼太 2 180 77
3   山根 佑太 2 178 78
4   贄 隼斗 2 172 67
5   木暮 騎士 2 175 79
6   竹村 春樹 2 175 72
7   斎藤 良介 2 172 78
8   服部 将光 2 167 70
9   渡邊 剛 2 180 67
10   涌本 亮太 2 175 74
11   野村 亮太 2 168 70
12   西川 元気 2 18078
13   伊藤 祐貴 2 185 85
14   酒井 恭 1 175 68
15   佐藤 慶太 2 170 75
16   田畑 瑛仁 1 175 73
17   久保 和輝 2 172 71
18   山口 瑠偉 2 184 82
記録員 木藤 慧也
監督 森 士
部長 富岡 慎介

決勝でのオーダー

ポジション名前
竹村 春樹
贄 隼斗
山根 佑太
髙田 涼太
木暮 騎士
斎藤 良介
西川 元気
涌本 亮太
久保 和輝

■高校別データ:浦和学院

文:松倉 雄太

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