田中典の5L理論

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第2回 5L理論・見えない力、腰椎の役割を知る2012年05月20日

 特集連載2回目となる今回は、前回「問題は技術でなく、身体にある」でお話したような身体の“クセ”を修正する方法を解説します。誰でも簡単にできるようなチェックとエクササイズですので、ぜひ選手同士や指導者の先生に見てもらいながら行っていきましょう。

『5L』とは?

 人間の動きは背骨と密接に関係しています。そのなかでも5つある腰椎の動きは運動と密接に関連しています。『5L』とはこの5つある腰椎(背骨の腰部分)のことを指します。このひとつひとつが、運動に影響を与えるのです。

 例えば、腰椎の1番(L1)は後屈や上下運動と深く関わっています。ジャンプ動作や、腕を上げる運動などがそれにあたります。1番がうまく機能していないとこれらの動きがうまく円滑にいかないというわけです。3番はバッティングなどのひねる運動、5番は走ったりする前後の動きに…といった形になっています。

さらに詳しく解説すると…

L1 上下運動、ジャンプ動作(股関節伸展)、腕の上げ下げ など
L2 左右運動、側屈運動、サイドステップ など
L3 捻転運動、回旋運動、テークバック など
L4 開閉動作、しゃがみこみ、股関節の動作 など
L5 前後運動、前屈運動(股関節屈曲)、ももあげ など

となり、それぞれの腰椎が、人間の動きの役割分担をしているのがわかるはずです。

 今回はこれらの動きをチェックし、そして改善していきます。
 実は、チェック法と改善法はほとんどの場合で同じ動きをします。回数など、重要な部分さえおさえておけば簡単に行えます。それでは、順を追って見ていきましょう。

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