守備動作向上のウエイトトレーニング
皆さんこんにちは。トレーナーの田口です。6月になり、3年生は最後の大会に向けて練習に取り組んでいることと思います。残り1か月が選手一人一人の人生に関わってきますので精一杯取り組んでください。
今回のコラムは『守備動作向上のウエイトトレーニングです』
1.グッドモーニング
骨盤を前傾させたまま状態を倒す。大臀筋、ハムストリングのストレッチを意識する。
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※詳しい解説イメージはPCからご覧ください。
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2.ワイドスクワット
骨盤を前傾させ股関節を外旋させながら腰を落とす。その際必ず体重が踵の上に乗る様骨盤の前後の位置を調整する。
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1と2は前進動作の向上のトレーニングです。大臀筋、ハムストリングそして骨盤前傾、股関節の外旋は前進の速度の強化には欠かせないものです。上記はその複合のトレーニングです。
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3.ステップ&ターン
これは遊撃手ならば三遊間に飛んだ打球を捕球し一塁に投げる場合の強化トレーニングです。
バーベルを担ぎ左足を踏み出し動作にストップをかける(大腿四頭筋を意識)そのまま左股関節を視点にし回転する。この際はあまり骨盤前傾は意識しないで大丈夫です。
(腰を痛めない程度に)(後傾はさせないように)
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詳しい解説イメージはPCからご覧ください。
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4.補強トレーニング
これは遊撃手ならば二遊間のゴロをギリギリで捕球した際に素早く一塁に投げる際の補強トレーニングです。左足を挙げるのは二遊間のゴロの補給の際は左脚を出して捕球することになる為です。そのまま左脚と肋骨を逆方向にツイストします。その際で肋骨をリードしないように注意しましょう。
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※詳しい解説イメージはPCからご覧ください。
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5.ボディターン
これはウエイトトレーニングではないのですが外野手の後方への飛球を追っている際の強化トレーニングです。頭の位置(目線含む)を固定し身体を左右にターンさせます。その際脊柱が支点になるような動きを意識してください。その軸がぶれた際には必ず目線もぶれますしターンも遅くなります。いかに早く目線をぶらさずに回転するかを意識しましょう。
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以上が守備動作の為のウエイトトレーニングになります。
選手一人一人が自分の弱点をしっかり考え必要だと思うものを取り組むようにしてください。
(文=田口 亮)
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