トレーニング前にやっておきたいストレッチ 後編
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必見!肩のストレッチ!
理学療法士・片田敬太郎さんの、トレーニング前にやっておきたいストレッチ講座。前回は体幹・股関節周りを中心としたストレッチをご紹介しました。みなさん、自分の身体と向き合えていますか?
今回は後編として、肩のストレッチをご紹介します。
肩周辺は、ストレッチが難しい部位であり、でも、最もケアを必要とする箇所の一つです。ピッチャーはもちろん、野手の皆さんも必見!
トレーニング前はもちろん、普段の練習前や練習中、試合前にも役にたつものになっていますので、是非参考にしてみてください。
【動画】肩周りのストレッチ
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■バットを持つ幅は身体の状態に合わせて調整しよう
■いきなりムリはしない事!
■手を上げたとき、身体が一直線になるように気を付けよう
【動画】肩のストレッチ 外旋・肩の後ろ側
外旋。ちょっと聞きなれない言葉ですね。
直立した状態から肘を90度曲げて腕を上げた状態。そこから手を外側に開くような動きが外旋です。外側に向けて開くのが外旋、と考えるとイメージしやすいかもしれません。投球動作に関わる大事な動きです。この動きに関わる筋肉のうち、肩の後ろ側の筋肉をストレッチしていきます。
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■肩・肘の角度は90度をキープ
■肩の後ろにストレッチが入るように!
■それ以外の部位に痛みが出たら中止すること!
【動画】肩のストレッチ 内旋・肩の後ろ側
先程の外旋とは逆に、腕を身体の方に引き寄せる、閉じる動きが内旋。内側に向ける動きとイメージしてください。こちらも投球動作に欠かせない動きです。
ここに関わる筋肉は肩甲下筋、大胸筋、広背筋、大円筋等がありますが、そのうち、身体の後ろ側にある筋肉にストレッチをかけていきます。
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■ゆっくりと真下に引っ張ること
■肩の後ろにストレッチが入るように!
■それ以外の部位に痛みが出たら中止すること!
【動画】肩の前側のストレッチ
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■身体の硬い人は持つ位置を低くしよう
■肩の前側、胸の近くにストレッチを入れよう
■肩の後ろ側に痛みや違和感が出たら中止すること!
肩のストレッチ、いかがでしたか?ストレッチを入れるのが難しい部位でもありますので、痛みや違和感が出たら無理をしないようにしましょう。その為にも、普段から身体の状態を把握しておくことが大切です。
前編の体幹・股関節周りも組み入れ正しいストレッチを行い、パワーアップへの土台作りをしましょう!さあ、冬のトレーニングも、頑張りましょう!