関西高等学校 【中国代表】
チーム紹介
- 旧チームからの経験者は小倉、福井、渡邊、堅田、水原など。新チーム結成当初はこの5人がチームを引っ張ったが、中国大会に入ってからは他のメンバーも頭角を現してきた。
- 特に目立ったのは9番の関。4試合で12打数9安打、チームで唯一全ての試合でヒットを放った。
- チームが一番苦しんだのは準々決勝の岡山学芸館戦。小倉や渡邊ら上位打線がことごとく抑えられたが、小林以下の下位打線で7安打を記録した。
- 渡邊主将は「3点を取って2点以内に抑える野球が理想」と話す。投手2枚看板が安定しているからこそ、3点取れればという気持ちが強い。
- 守りは失策が4試合で4つ。大きな不安はないが、敢えて挙げるなら1年生捕手・畑の経験か。江浦監督は「良いものを持っている」という畑だが、いかんせんまだ1年生。堅田、水原という経験豊富な投手がどれだけサポートできるかがカギになる。
- 決勝では水原が登板したため、堅田がライト、渡邊がショートを守ったが、堅田がマウンドの時は、渡邊がレフト、妹島がライトに回り、水原はショートを守る。
投手紹介
- 中国大会4試合無失点で優勝。公式戦12試合を通しても失点がわずかに4と、投手力には絶対の自信を誇る。特に堅田、水原の左右ダブルエースへの信頼は大きい。
- 背番号1の堅田は最速145キロ。球種がスライダー、カーブ、チェンジアップとどれも決め球にできるのが特徴。中国大会準決勝の総合技術戦では、1対0のゲームだったが、三塁を踏ませぬピッチングで危なげなかった。公式戦では現在30イニング連続無失点中。江浦監督も「堅田なら何とかしてくれる」と話す。
- 右の水原は新チームになってショートと兼任。中国大会で1回戦で1イニング、決勝では9回を投げ切って完封した。こちらも直球の最速は140キロを超える。さらにスライダーとシンカーが武器でテンポの良い投球術が光る。
公式戦12勝0敗
勝ち上がり | 相手 | |||
---|---|---|---|---|
県東部地区予選 | 第1戦 | ○ | 7 – 0 | 岡山朝日 |
第2戦 | ○ | 1 – 0 | 興陽 | |
第3戦 | ○ | 10 – 1 | 備前緑陽 | |
第4戦 | ○ | 21 – 0 | 岡山御津 | |
岡山県大会 | 1回戦 | ○ | 4 – 0 | 倉敷 |
準々決勝 | ○ | 11 – 1 | 水島工 | |
準決勝 | ○ | 3 – 1 | 共生 | |
決勝 | ○ | 17 – 1 | 創志学園 | |
中国大会 | 1回戦 | ○ | 11 – 0 | 徳山商工 |
準々決勝 | ○ | 3 – 0 | 岡山学芸館 | |
準決勝 | ○ | 1 – 0 | 総合技術 | |
決勝 | ○ | 4 – 0 | 創志学園 |
中国大会での登録選手
背番号 | 名前 | 学年 | 身長 | 体重 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 堅田 裕太 | 2 | 175 | 75 | |
2 | 畑 涼介 | 1 | 173 | 63 | |
3 | 渡邊 雄貴 | 2 | 180 | 74 | |
4 | 福井 寛十郎 | 2 | 171 | 69 | |
5 | 小林 一樹 | 2 | 172 | 72 | |
6 | 水原 浩登 | 2 | 178 | 78 | |
7 | 大重 秀一 | 2 | 166 | 68 | |
8 | 小倉 貴大 | 2 | 167 | 61 | |
9 | 妹島 正明 | 2 | 167 | 62 | |
10 | 小山 悠也 | 2 | 170 | 69 | |
11 | 陶山 篤紀 | 2 | 166 | 55 | |
12 | 戸田 裕基 | 2 | 173 | 76 | |
13 | 関 泰典 | 2 | 175 | 80 | |
14 | 金島 規希 | 2 | 171 | 62 | |
15 | 田代 裕樹 | 2 | 171 | 67 | |
16 | 藤井 廉 | 2 | 161 | 59 | |
17 | 堀北 勇人 | 2 | 167 | 58 | |
18 | 加藤 大地 | 1 | 175 | 68 |
記録員 | 前原 将志 |
監督 | 江浦 滋泰 |
部長 | 守安 基弘 |