金沢高等学校 【北信越代表】
チーム紹介
- 打線は北信越大会4試合で3割4分2厘。「守りのチームだったが、良く打てるようになった」と浅井監督は話す。
- スタメンの左打者はスイッチヒッターの丹保を加えて6人。1番から4番まで左が並ぶ。思い切りのよい1番櫻吉、くせ者の2番吉田が出塁出来るかがポイント。3番中村は4試合全てでヒットと好調だった。
- そして全試合で犠打と盗塁を記録。7打点の5番釜田はスクイズ2回をともに一発で決めた。北信越大会での得点能力は、一歩抜けていた感がある。
- 守りの要・丹保は正捕手のアクシデントで2か月前に投手から転向。捕手経験がほとんどないなか、絶対的エースを支えた。被安打が多かったが、失点が少なかったのは、丹保による力も大きい。
- 守備陣は4試合で5失策だが、劣悪な環境だった決勝での無失策は大いに自信になったことだろう。
- さらに神宮も人工芝で雨中に中、試合をする可能性がある。北信越大会で人工芝での雨を経験したことは大きい。
投手紹介
- エースの釜田は1年時から北信越地区屈指の右腕。直球の最速は152キロを計測したことがある。
- ただこれまで、試合終盤に逆転負けを喫することが多かった。「夏までは球速にこだわりがあったが、今は速くても打たれては意味がないと考えています」と釜田は話す。
- 北信越大会では、準々決勝からの3試合に登板。25回で被安打29と打たれたが、要所では抑えるピッチングが光った。
- ただ、敦賀気比戦では9回に5安打を浴びて4失点。追い上げの怖さを今年も味わっている。
- 雨の中での決勝は6安打10奪三振で完投。「3試合で一番良かった」と笑顔を見せた。
- 直球が速いことがクローズアップされるが、スライダー、ツーシーム、カーブ、チェンジアップなどの球種を持ち合わせ、投球の幅は広い。調子によっては使わない球種もあるという。
- 初戦で先発したのは丹保。背番号は「2」だが、2か月前までは投手だったという。
- サイドハンドの田中はクセのある球とコントロールが良いのが特徴。右オーバーハンドの田中もコントロールが良いと丹保は話す。
公式戦8勝0敗
勝ち上がり | 相手 | |||
---|---|---|---|---|
石川県大会 | 2回戦 | ○ | 10 – 0 | 能都北辰 |
3回戦 | ○ | 7 – 1 | 金沢西 | |
準々決勝 | ○ | 3 – 0 | 七尾 | |
準決勝 | ○ | 2 – 1 | 遊学館 | |
決勝 | ○ | 17 – 8 | 金沢桜丘 | |
北信越大会 | 1回戦 | ○ | 9 – 0 | 富山福岡 |
準々決勝 | ○ | 8 – 5 | 敦賀気比 | |
準決勝 | ○ | 7 – 0 | 佐久長聖 | |
決勝 | ○ | 4 – 2 | 日本文理 |
北信越大会での登録選手
背番号 | 名前 | 学年 | 身長 | 体重 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 釜田 佳直 | 2 | 177 | 75 | |
2 | 丹保 雄志 | 2 | 178 | 71 | |
3 | ◎ | 石田 翔太 | 2 | 183 | 87 |
4 | 櫻吉 宏樹 | 2 | 172 | 72 | |
5 | 吉田 貴亮 | 1 | 170 | 64 | |
6 | 田代 健人 | 1 | 170 | 66 | |
7 | 中野 郁也 | 2 | 171 | 75 | |
8 | 中村 優作 | 1 | 168 | 68 | |
9 | 坂下 浩輝 | 1 | 176 | 67 | |
10 | 平田 旭 | 2 | 175 | 73 | |
11 | 田中 隆寛 | 2 | 172 | 72 | |
12 | 成松 逸人 | 1 | 183 | 81 | |
13 | 中川 雄大 | 1 | 175 | 78 | |
14 | 加藤 慎 | 2 | 171 | 66 | |
15 | 魚野 翔太 | 2 | 173 | 66 | |
16 | 宮下 芳樹 | 2 | 170 | 68 | |
17 | 越田 貴之 | 2 | 179 | 82 | |
18 | 岩崎 佑太 | 2 | 167 | 65 |
記録員 | 石山 篤 |
監督 | 浅井 純哉 |
部長 | 岩井 大 |