Column

北海高等学校 【北海道代表】

2010.11.03

北海高等学校北海道16年ぶり3回目一覧へ戻る

チーム紹介

  • 全道大会では4試合中3試合で二桁安打。好調な打線が1年生エース援護した。
  • とはいえ、長打力を武器にする選手はおらず、短打を中心に手堅く攻めた印象が強い。
  • 準決勝では4番の川崎に対して初回からスクイズを仕掛けた。勝負強さを見せたのは川崎の後ろを打つ多間。全4試合でヒットは1本ずつだったが、5打点を挙げた。
  • 課題は準決勝で15、決勝で12の残塁。
  • 守備は3試合連続で失策を記録したが、決勝では初めて無失策。序盤の凌ぎ合いでも崩れない逞しさが見られるようになった。
  • 野手陣は全て2年生で、1年生エースにさかんに声をかけるシーンが数多く見られた。
  • チームをまとめる主将の西尾は背番号『18』で試合に出ることはない。攻撃中は三塁コーチとして大きな声を張り上げている。
  • 全道の準々決勝では、ピンチの場面で、内野ではなく、外野手3人に対して伝令に走るシーンが見られた。

投手紹介

  • 北海道大会で投げた投手は5人。
  • エースは1年生の玉熊。やや変則的な投手フォームが特徴で、キレの良い直球にカーブ、スライダーのコンビネーションが武器。打たせて取る投球スタイル。
  • 全道大会では準々決勝で右人指し指を痛め、準決勝では登板できなかったが、決勝で復活。北照打線を2失点に抑え完投した。
  • 課題は「球速とコントロール」と話す。捕手の玉木は「自分で修正できるタイプの投手」と見ている。
  • その準決勝で先発した工藤は右のオーバーハンド。5回を2失点と好投した。2番手の笠松は左腕、3番手の太田は右の本格派タイプ。
  • 最後にマウンドに上がった多間は元々投手として入学したが、内野に転向。リリーフが安定せず、緊急登板だったが、気持ちの強さを見せた。

公式戦8勝0敗

  勝ち上がり   相手
札幌支部 1回戦 8 – 1 札幌静修
2回戦 5 – 1 札幌創成
準決勝 7 – 6 東海大四
代表決定戦 7 – 0 札幌厚別
北海道大会 2回戦 13 – 1 釧路工
準々決勝 2 – 1 北海道栄
準決勝 10 – 9 札幌一
決勝 6 – 2 北照

北海道大会での登録選手

背番号   名前 学年 身長 体重
1   玉熊 将一 1 178 66
2   玉木 昂太 2 178 76
3   銭谷 恒毅 2 174 68
4   川崎 和哉 2 170 58
5   多間 泰介 2 171 67
6   森 貴弘 2 179 62
7   石川 圭太 2 172 67
8   磯田 功洋 2 161 61
9   川越 誠司 2 172 71
10   太田 裕也 2 177 72
11   笠松 一真 2 176 69
12   工藤 洸 2 173 69
13   中川 右弥 2 172 63
14   森崎 友太 2 163 59
15   松本 桃太郎 2 174 65
16   山田 泰基 2 171 67
17   氏家 峻 2 181 68
18 西尾 匡人 2 173 65
記録員 藤田 大和
監督 平川 敦
部長 坪岡 明

決勝でのオーダー

ポジション 名前
森 貴弘
川崎 和哉
銭谷 恒毅
川越 誠司
多間 泰介
玉木 昂太
氏家 峻
玉熊 将一
磯田 功洋

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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