宮本 恭佑(東海大菅生)

 早稲田実業ではプロ野球選手を父に持つ選手が2名出場していた。今江 陸斗外野手(2年)の父は、PL学園時代に甲子園出場し、ロッテ、楽天で勝負強い打撃で活躍した今江 敏晃氏。今井も左打席から鋭い打球を打ち返す。

 山本 蒼空外野手の父は、近鉄、オリックス、DeNA、ソフトバンクの4球団を渡り歩いた左投手・山本 省吾氏。山本自身、中学時代から攻守にわたってセンスの高さが光っていた。早稲田実業でも、シュアな打撃でベンチ入りを果たし、公式戦にも出場している。

 三井 雄心内野手(京葉ボーイズ-浦和学院)の父は、西武で通算282試合登板の実績がある三井 浩二氏。180センチ、80キロと恵まれた体格から高い打撃技術を誇り、中学通算17本塁打。投手としても135キロ前後の速球を投げ込むなど、身体能力は高い。浦和学院に進学し、どんな活躍を見せるか楽しみだ。また椎木 卿五捕手(京葉ボーイズ-横浜高)の父・椎木 匠氏も西武、ロッテの捕手として活躍した。椎木自身も中学通算18本塁打を放った強打の捕手だ。

 東海大菅生で活躍する小池 祐吏内野手の父・小池 正晃氏は、横浜高校時代に春夏連覇を経験。プロでも強打の外野手として活躍を見せた。

 小池は、中本牧リトルシニア時代から有名な選手で、東海大菅生入学後も下級生の時から鋭い打球を連発していた。そしてこの1年で、大きく体も成長。三塁守備でも軽快な動きを見せ、内野の要として活躍している。

 今年の春季都大会でも主力打者として安打を連発し、活躍を見せている。

 その東海大菅生に楽しみな投手が入った。それが宮本 恭佑(東練馬シニア-東海大菅生)投手だ。父は元ヤクルトの守備の名手で、2000安打を達成した宮本 慎也氏。宮本は130キロ後半の速球と鋭い変化球を武器に全国大会でも数多くの活躍を見せ、速球、変化球の精度は高い。

 西 凌矢(広島ボーイズー広陵)外野手の兄・西 純矢投手(阪神)は創志学園のエースとして2年夏に甲子園出場。U-18代表にも選ばれた剛腕だ。広島広陵に進んだ凌矢はセンバツ甲子園に出場した。同じく弟としては、今年のセンバツ大会で選手宣誓を行った福島 貫太外野手(倉敷工)の兄は中日に在籍する福島 章太投手。2人ともがっしり体型なところもよく似ている。

 岩瀬 法樹投手(愛工大名電)の父は、中日の守護神として活躍。歴代最多セーブ記録を誇る岩瀬 仁紀氏。岩瀬も小柄ながら140キロ前後の速球を投げ込む。

 金子 永内野手(立教新座)は日本ハムの内野手として活躍した金子 誠氏の長男で、立教新座では下級生から主軸打者として活躍を見せている。

 田中 陽翔内野手(東練馬シニア)は中学時代、4番・遊撃手としてチームを牽引し、春夏とリトルシニアの全国大会準優勝に大きく貢献した実績を持つ。夏には遊撃手部門のベストナインを獲得した。ロッテなどで投手として在籍した元プロ野球選手・田中 充氏(東練馬シニアコーチ)を父に持つ。健大高崎に進学し、どんな活躍を見せのるかに注目される。

 多くのプロ野球選手のジュニア選手や弟、甥っ子などが高校球界に在籍している。今年の公式戦でも注目してもらいたい。

(文=河嶋 宗一

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。