9月11日から開幕する秋季東京六大学リーグ。

 今春は慶応義塾大が大学選手権優勝を果たした。東京六大学の優勝は2019年の明治大に続いてとなる。 

 今回は東京六大学をさらに見たくなるよう、注目選手を紹介したい。

【慶応義塾大】

 やはり注目はプロ志望を表明しているスラッガー・正木 智也ではないだろうか。今春のリーグ戦で自己最多の4本塁打をマークし、現役選手最多となるリーグ戦通算10本塁打を放った。大学選手権では2本塁打9打点の活躍で、MVPを獲得。勝ち進むたびに勝負強さを発揮した。今年のドラフト候補では貴重な右のスラッガー。ラストシーズンではどんなパフォーマンスを発揮してくれるのか期待したい。

 また、ザ・キャプテンというキャッチフレーズがふさわしい福井 章吾はこの春、3回目のベストナインを獲得した。3季連続で打率3割となる打率.303を残し、捕手としての総合力も高い。

 森田 晃介は最優秀防御率を受賞した右のエースで、総合力もトップクラスだ。

 実働3シーズン目の廣瀬 隆太は84打数27安打、3本塁打、10打点、打率.321と圧巻の成績を残した期待のスラッガーだ。

 増居 翔太はこの春、5試合を投げ、4勝1敗、防御率2.10の好成績でベストナインを受賞した。

【法政大】

 無事に出場できることを願いたい法政大。是非復活した時、チームを代表する注目選手を紹介したい。

 エースの三浦 銀二。リーグ戦通算10勝、投球回数167回の三分の1、149奪三振は現役1位の数字。回転数の高いストレートを武器に次々と打者を打ち取る投球は魅力的だ。

 木更津総合出身の山下 輝も恵まれた体格から150キロ前後の速球、切れのあるスライダーで打者を圧倒する。

 古屋敷 匠真は高校時代から150キロを超える速球投手として注目を浴びており、上級生になってから登板機会が増えてきた。ラストシーズンでは安定感のある投球を見せることができるか注目が集まる。

 ベストナインを受賞した斎藤 大輝は横浜高時代から活躍を見せた強打のセカンド。
この春は打率.342、3本塁打、10打点の活躍で、ドラフト候補に挙がる可能性を持ったプレイヤーだ。

【早稲田大】

 大阪桐蔭の主将として、2018年春夏優勝に貢献した中川 卓也は、左の巧打者として東京六大学通算29安打を記録した。この秋は初の打率3割を目指す。

 蛭間 拓哉は18年の浦和学院の主将としてチームを牽引。リーグ通算7本塁打を放っており、今秋のリーグ戦で通算10本塁打到達する可能性もある。東京六大学を代表する左の強打者として、活躍に期待がかかる。

 熊田 任洋は19年センバツ優勝に大きく貢献。高校日本代表でも活躍し、卓抜としたバットコントロール、安定感抜群の守備は魅力的だ。

 岩本 久重は大学球界トップクラスの強打の捕手で、3本塁打をマーク。この秋も本塁打を重ねることができるか。

 徳山 壮磨は大学生トップクラスの好投手。伸びのある140キロ後半の速球、切れ味鋭いスライダーで三振を量産する好投手だ。不調が続いたが、この秋は徳山らしい爽快感あふれる投球が期待できそうだ。