父、兄がプロ野球選手など来年まで盛り上げそうな2年生の逸材野手リスト
夏の大会が真っ盛り。次々と期待の2年生が出てくる。今回は投手に続き、期待の2年生野手編を紹介したい。
投手編はこちら
・早くも140キロ台の投手が続々。今夏から来夏まで見逃せない2年生投手42名リスト
世代を代表する野手たち
浅野 翔吾（高松商）
まず世代を代表する打者を4名紹介したい。まずは軟式で通算55本塁打を記録した浅野 翔吾（高松商）。そして1年生のときから出場し、今春の県大会で通算20本塁打に到達した。世代を代表するスラッガーとして期待がかかる。
小池 祐吏（東海大菅生）は2年生ながら名門・東海大菅生の4番に座る右のクラッチヒッター。好投手に対しての対応力も高く、何より素晴らしいのは三塁守備時のハンドリングの上手さだ。これは難しいと思うバウンドに対しても巧みに捕球してアウトを演出する。小池でなければ、ヒットになっていたと思う打球は多くあった。それだけ野球選手としての総合力が高い選手だ。父は春夏連覇を経験し、プロでも活躍した小池 正晃さん。父に負けない選手になろうとしている。
世代を代表する遊撃手となりそうなのが山下 恭吾（福岡大大濠）選手だろう。軟式U-15代表にも選出され、今春の選抜に出場。選抜後の九州大会の明豊戦では、本塁打を放ち、勝利に貢献。攻守ともに躍動感溢れるプレーを見せる。
180センチ100キロと恵まれた体格を誇るスラッガー・内藤 鵬（日本航空石川）は春季県大会で5本塁打を放ち、一躍、話題となった。さらなる爆発が期待される。
捕手では加藤 大悟（専大松戸）はこの夏でも本塁打を放っており、期待の大型捕手。読みが鋭く、芯に当たれば確実にホームランを打てる打力は脅威だ。片野 優羽（市立船橋）も抜群の強肩と強打が持ち味の好捕手。福原 聖矢（東海大菅生）はスローイングタイム1.9秒台の強肩、高い打撃技術、走塁技術を誇る好捕手。ベンチにいたら本当に頼もしいプレー、判断を見せてくれる。
前嶋 藍（横浜隼人）もスローイング技術、打撃技術ともに世代トップクラスの好捕手だろう。松尾 汐恩（大阪桐蔭）も1,9秒台のスローイングとシャープな打撃を持ち味にする。渡部 海（智辯和歌山）も来年の近畿地区を代表する強肩捕手になる可能性を秘めた選手だ。
関東地区にスラッガーが集結
武田 侑大（京都国際）
内野手では、投手、遊撃手、一塁手を兼ねるユーティリティプレイヤー・金子 優太（浦和学院）、武井 颯大（武相）も神奈川大会で本塁打を放ち、期待が高まっている大型スラッガー。惜しくも初戦敗退を喫したが、相澤 白虎（桐蔭学園）もパワフルなスイングで長打を連発する期待の右打者だ。
太田 圭哉（加藤学園）も1年夏から注目を浴びてきた遊撃手。守備力の高さは必見だ。
山里 宝（神戸国際大附）は今春の選抜から俊敏な動きから次々とアウトを決める守備力が惹かていた。
武田 侑大（京都国際）も好遊撃手の生み出す京都国際期待の2年生ショート。勝負強い打撃と強肩が光る守備は必見。さらに攻守で磨きをかけ、ドラフト候補として注目される選手を目指す。
内海 優太（広島広陵）は大型左腕としても期待は高いが、鋭い打球を飛ばす
高橋 友（高知）は2年生ながらの高知の主軸選手としてチームを引っ張る。攻守ともに総合力が高い内野手だ。
村上 宗隆の弟として注目される村上 慶太（九州学院）も兄に負けない体格で長打力が自慢のスラッガー。田栗 慶太郎（大崎）は中学時代、軟式Ｕ-15代表を経験している左の強打者。現状は打者として目立っているが、Ｕ-12代表では本格派右腕として活躍しており、ぜひ投手・田栗として活躍することも期待したい。
外野手では、中学時代から評判の外野手・吉次 優真（土浦日大）の総合力の高いパフォーマンスに注目。また、瀬谷 大夢（二松学舎大附）も期待の巧打者として安打を量産する。フルスイングが信条の佐藤 大空（修徳）は、体が大きくなっており、長打力に加え、強肩も光る外野手だ。
今年の選抜で第1号本塁打を放った鈴木 悠平（東海大菅生）は飛距離ならば世代トップクラスのものがある。
廣岡 太平（都立日野）も順調に本塁打を重ねる逸材。都立高の選手としては恵まれたフィジカル、体格を生かしたスイングから繰り出す打球は強豪私学の選手とひけをとらない。メカニズムもしっかりしたものがあり、大化けする可能性がある。
猪ノ口 絢太（東海大甲府）は走攻守三拍子揃った巧打の外野手。昨年、プロ注目の強打者として注目された渡部 海夢（国際武道大）に匹敵する打者になる可能性を秘めている。武元 一輝（智辯和歌山）も投げては140キロ台、打者としても鋭いバットスイングから長打を量産する二刀流だ。
（記事：河嶋 宗一）
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小池 祐吏（東海大菅生）
【捕手】
加藤 大悟（専大松戸）
片野 優羽（市立船橋）
福原 聖矢（東海大菅生）
前嶋 藍（横浜隼人）
松尾 汐恩（大阪桐蔭）
渡部 海（智辯和歌山）
【内野手】
金子 優太（浦和学院）
小池 祐吏（東海大菅生）
武井 颯大（武相）
相澤 白虎（桐蔭学園）
太田 圭哉（加藤学園）
内藤 鵬（日本航空石川）
山里 宝（神戸国際大附）
武田 侑大（京都国際）
内海 優太（広島広陵）
高橋 友（高知）
山下 恭吾（福岡大大濠）
村上 慶太（九州学院）
田栗 慶太郎（大崎）
【外野手】
吉次 優真（土浦日大）
瀬谷 大夢（二松学舎大附）
佐藤 大空（修徳）
鈴木 悠平（東海大菅生）
廣岡 太平（都立日野）
猪ノ口 絢太（東海大甲府）
武元 一輝（智辯和歌山）
浅野 翔吾（高松商）
