今年の3月からゴールデンウィークにかけて、7日開幕の北海道を除く46都府県で熱戦が開催された。そこで多くの波乱があった。まずこの夏、ノーシードとして夏を戦う関東地区の学校を紹介したい。


【東東京】
修徳
帝京
岩倉

【西東京】
国士舘
早稲田実業
日大二

 まず東京では甲子園出場経験のある6校が序盤で敗退。昨秋ベスト8の日大二早稲田実業も敗退する結果となった。

 東東京は昨夏独自大会優勝の帝京は秋コールド負け、春は初戦敗退と苦しい戦いが続いている。選手の力量は高いものがあり、今年のエース・安川 幹大は東東京でもトップレベルの好投手で、将来的に清水 昇(國學院大-東京ヤクルト)クラスまで育つ可能性を持っている。そして打線の強化や終盤まで粘り強さだろう。

 岩倉は投打に能力が高い選手を揃え、特に投手の安定感が高まれば、夏ではベスト8以上は十分にいける戦力は備わっている。修徳のタレント力の高さは都内随一で、エース・床枝 魁斗は140キロ前半の速球、キレのあるフォークで勝負する大型右腕。また3番・佐藤 大空も今年の2年生外野手ではトップレベルのポテンシャルを秘めた右打ちの外野手で、シード校からすれば、かなり脅威のチームだろう。

 西東京では国士舘は強打の捕手・清水 武蔵など打者のタレントは揃っているが、投手陣の整備が春に間に合わずコールド負けとなった。永田監督は夏まで投手を整備しつつも、今年は打ち勝つチームを示唆。18年秋、19年秋に見せた強打、軽打を織り交ぜた幅広い打撃を期待したい。

 早稲田実業は140キロ超えの速球と高速スライダーを持ち味にする右腕・田和 廉は西東京を代表する好投手で、ラストサマーを迎える清宮 福太郎とタレント揃いの好チーム。日大二も強力打線が持ち味。夏にはしっかりと仕上げるだけに怖いチームとなりそうだ。

【神奈川】
慶應義塾
桐蔭学園
鎌倉学園
立花学園
平塚学園
武相
横浜商大高

 神奈川は昨秋関東大会出場の鎌倉学園、ベスト4の桐蔭学園が敗退。また、東海大相模と壮絶な打撃戦を演じた平塚学園や、先進的な取り組みで好投手多数擁する立花学園にも注目が集まる。