第166回 2年連続東海大会進出の加藤学園など東海地区の2021年に注目すべきチームは?2021年01月09日

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 コロナ禍とはいえ、秋季大会は東海4県すべてで予定通り開催することが出来た。また、東海地区大会も、無観客という形ではあったものの、予定通りに国体リハーサル大会として三重県で終えることが出来た。そんな秋季大会から、来季の躍進が期待されるチームを拾ってみた。(文/手束 仁

東海大会4強入りを果たした岐阜第一


 岐阜県では、福知山成美で春夏合わせて6度甲子園へ導いた実績のある田所孝二監督が就任して5年の岐阜第一が一推しだ。近年4強の常連となっているのだが、この秋は全国的にも注目されていて来春のドラフト候補とも言われている阪口 樂君を擁して、東海大会ベスト4に進出。さらなる期待が高まっている。

 かつて岐阜短大付時代には、夏の甲子園ベスト4の実績もある岐阜第一。過去、春4回、夏2回という甲子園出場実績がある。ただ、2001年春を最後に甲子園から遠ざかっている。折しも、そこから20年を経て、田所監督を招聘して5年目。この秋も県大会3位で東海地区大会進出を果たすと、松阪商と静岡県1位の藤枝明誠を下してのベスト4。準決勝では同県対決となった県立岐阜商に敗れたものの、チームとしての力は示した。

 その原動力となっているのが投打でプロからの注目も高い阪口 樂君だ。186センチ87キロという恵まれた体格で力のあるストレートを投げ込んできてスタミナも十分だ。そして、投手以上に魅力的だと言われている打撃は、今年1年対外試合が少なかったにもかかわらず高校通算15本塁打というパンチ力を有している。東海大会ではマークも厳しく無安打だったものの、そのことで自身の弱点も見出したことで冬の努力課題も見えてきたと言っていいであろう。また、1番岡本海透君もパンチ力があり、松阪商戦ではスタンドへ放り込むパワーも見せている。

 学校としては女子野球部も創部しており、元女子プロ野球に所属していた小久保志乃監督を招いて実績を上げてきている。

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プロフィール

手束仁
手束 仁
  • 生年月日:1956年
  • 出身地:愛知県
  • ■ 経歴
     愛知県知多市出身。半田高→國學院大81年卒。大映映像事業部など映像会社で、映画・ビデオなどの販売促進、営業等を経て、編集プロダクションに10年勤務後独立。
     99年に『熱中!甲子園』(双葉社)を仕掛け、を刊行。同年に『都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社・刊)で本格的にスポーツ作家としてデビュー。99年12月に、『アンチ巨人!快楽読本』(双葉社)を企画編集・執筆。その後、『ふたりの勇気~東京六大学野球女子投手誕生物語』、『高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)などを相次いで刊行。さらに話題作となった『甲子園出場を目指すならコノ高校)』(駿台曜曜社)、『野球県民性』(祥伝社新書)、『プロ野球にとって正義とは何か』、『プロ野球「黄金世代」読本』、『プロ野球「悪党」読本』(いずれもイースト・プレス)などを刊行。
     さらには『高校野球のマネー事情』、『スポーツ(芸能文化)名言』シリーズ(日刊スポーツ出版社)、『球国愛知のプライド~高校野球ストーリー』などがある。
     2015年には高校野球史を追いかけながら、大会歌の誕生の背景を負った『ああ栄冠は君に輝く~大会歌誕生秘話・加賀大介物語』(双葉社)を刊行し18年には映画化された。

     スポーツをフィルターとして、指導者の思いや学校のあり方など奥底にあるものを追求するという姿勢を原点としている。そんな思いに基づいて、「高校生スポーツ新聞」特派記者としても契約。講演なども國學院大學で「現代スポーツ論」、立正大で「スポーツ法」、専修大学で「スポーツジャーナリズム論」などの特別講師。モノカキとしてのスポーツ論などを展開。
     その他には、社会現象にも敏感に、『人生の達人になる!徒然草』(メディア・ポート)、『かつて、日本に旧制高等学校があった』(蜜書房)なども刊行。文学と社会風俗、学校と教育現場などへの問題提起や、時代と文化現象などを独自の視点で見つめていく。 そうした中で、2012年に電子メディア展開も含めた、メディアミックスの会社として株式会社ジャスト・プランニングを設立。新たなメディアコンテンツを生み出していくものとして新たな境地を目指している。
  • ■ 著書
    都立城東高校甲子園出場物語~夢の実現』(三修社) 
    甲子園への助走~少年野球の世界は、今』(オーシャンライフ社)
    高校野球47の楽しみ方~野球地図と県民性』(三修社)

    話題作となった
    甲子園出場を目指すならコノ高校(増補改訂)』(駿台曜曜社)
    スポーツ進学するならコノ高校
    東京六大学野球女子投手誕生物語~ふたりの勇気』(三修社)
    三度のメシより高校野球』(駿台曜曜社)
    スポーツライターを目指す人たちへ~江夏の21球の盲点』(メディア・ポート)
    高校野球に学ぶ「流れ力」』(サンマーク出版)
    野球県民性』(祥伝社新書)
    野球スコアつけ方と分析』(西東社)
    流れの正体~もっと野球が好きになる』(日刊スポーツ出版社)NEW!
  • ■ 野球に限らずスポーツのあり方に対する思いは熱い。年間の野球試合観戦数は300試合に及ぶ。高校ラグビーやバレーボール、サッカーなども試合会場には積極的に顔を出すなど、スポーツに関しては、徹底した現場主義をモットーとしている。
  • ■ 手束仁 Official HP:熱中!甲子園
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