第119回 今年初の公式戦を飾った早稲田実業は全国レベルのチーム!清宮弟など主力選手を徹底紹介!2020年07月29日

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宇野、菊地、田和と右の速球派が揃う



田和廉

 一方、投手陣では宇野のほかに背番号1をつけた菊池 笙太郎は1年生の時と比べると球速もアップし、常時130キロ後半・最速142キロをマーク。真上から振り下ろす角度をつけた投球フォームで、しっかりと指にかかったときは、なかなか打てないものがあり、120キロ後半の高速スライダーの切れ味も良い。ただ、ばらつきがあるのが課題。

 田和 廉徳山 壮磨のようなステップから、打者寄りでリリースができる右のスリークォーターで、常時130キロ中盤・最速138キロの速球は回転数が高く、再現性の高さは投手陣の中でも一番。120キロ前半のスライダーを低めに投げることができており、八王子戦の大一番で先発を任されるのも理解できる総合力の高さがあり、2回戦の八王子実践戦で、5安打完封勝利。八王子戦と合わせて、13回連続無失点である。まだ2年生で、2021年の西東京を代表する右腕になる可能性がある。

 また130キロ前後の速球を投げ込む三ツ木 彩文も安定感のある投球が持ち味の投手だ。

課題は守備・走塁の連携や判断力、カバーリングか


 ただ実戦からかなり離れていたということもあって、まだ守備面で不安があり、ミスをした後のカバーリングがやや甘い。傷口をどう最小限にとどめるのか。投手陣は枚数はいるが、絶対的なエースはいないだけにカバーリングなど守備で盛り立てる意識でいきたい。

 実力的にはやはり西東京でも指折りのチームであり、ムラがあるチームだが、そのポテンシャルの高さを発揮できれば、優勝を狙える戦力だと感じた。これから主力選手は実力を発揮できるか。また八王子戦の9回では控えに回った3年生が代打として結果を残したように、勝負所の3年生たちの底力も見逃せない。

 何度も見たくなるような魅力を持ったチームであることは間違いない。

(記事=河嶋 宗一

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編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
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  • ■ 編集長であり、ドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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