目次

[1]各都道府県高野連の動きは中止発表前から
[2]独自大会開催に向けて
[3]各地域それぞれの事情を配慮

各都道府県高野連の動きは中止発表前から


 今回の第102回全国高等学校野球選手権大会の中止という日本高校野球連盟のからの発表が5月20日に発表された。それを受けた形で、各都道府県連盟ではすぐに独自の開催を検討し始めていった。

 また、日本高野連からは、各都道府県高野連で独自の大会や試合を開催するにあたってのガイドラインが追って発表された。
 それによると、無観客試合を基本として控え部員や保護者に関しては各連盟判断。試合会場の入り口と三塁側と一塁側には消毒液を設置。入場者全員が検温、運営者等はマスク着用。複数の試合があるときには試合ごとにダッグアウトを消毒。さらに、試合に関しても、ハイタッチや握手の禁止、マウンド上での集合はグラブを口に当てる。そして取材に関しても、スタンドが基本ということなどが発表された。

 いずれにしても、これまでにない高校野球の光景となることは間違いない。

 それでも、この発表以前から、各都道府県連盟の動きは、地区によって差異もあったが、素早い対応のところが多かった。これは行政と同じかもしれない。政府が発信するよりも、都道府県の首長から発せられる言葉の方に説得力があり、対応力があるということに似ているのではないか。

 このことは、地方の時代ということが、令和の時代になって改めて見直されていくことの表れではないだろうか。その顕著な現象といえるのかもしれない。