決勝ではU-18代表の林優樹と投げ合い!プロ注目・吉田力聖(光泉)の魅力
決勝では近江・林優樹と投手戦に
吉田力聖(光泉)
ゆったりとしたフォームから最速144㎞/hのストレートを投げる本格派右腕。変化球はスライダー、カットボール、カーブ、フォークを操る。力のあるストレートを主体にカットボールやフォークで三振を奪うのが主なピッチングスタイル。ストレートで見逃し三振が取れるのも強みだ。
中学時代の指導者が古澤和樹監督の大学時代の後輩だった縁もあり、光泉に進学。2年春からエースとなった。2年秋は3回戦で滋賀学園に敗れたが、1失点完投の好投を見せる。今年の春先は右肘の炎症で1試合の登板に留まったものの、夏には復調。6試合中5試合に登板して、17年ぶりの決勝進出に大きく貢献した。
決勝の近江戦ではU-18代表の林優樹とハイレベルな投げ合いを披露。8回に1点を許して、あと一歩で甲子園を逃したが、実力をいかんなく発揮した。
進路については春の段階からプロ志望を明言しており、9月5日にプロ志望届を提出した。光泉にはこれまでプロに進んだ選手はおらず、吉田には同校初のプロ入りが期待されている。
(文=馬場 遼)
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