印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

第21回 足がつる原因と対処法2011年05月30日

足のつる原因を理解しよう

こんにちは、アスレティックトレーナーの西村典子です。

皆さんは試合や練習中に足がつった経験はありませんか?
不意に筋肉がけいれんするとプレーが十分に出来ないばかりではなく、痛みが伴いつらいですよね。

今回はこれから暑くなるシーズンに向けて、足がつる原因とその対処法、予防策などをお話したいと思います。

筋肉のけいれんは、筋肉のある部位であればどこでも起こりうるものですが、特にふくらはぎの筋肉や太ももの裏側(ハムストリングス)の筋肉、腹筋などによく見られます。

いわゆる「足がつる」という症状は、足の筋肉が不意に細かく収縮・けいれんを起こす状態で、ふくらはぎの場合には腓腹筋(ひふくきん)のことを指して、「こむら返り」と呼ばれることもあります(「こむら」とは腓腹筋のこと)。
筋肉のけいれんは激しい運動中や運動した後に起こることが多く、疲労がたまっている場合などは安静時や就寝時にも起こります。

足がつる原因としてはさまざまなものが考えられますが、疲労によるもの、脱水などの水分不足によるもの、血液中のミネラル分不足によるもの、体温低下などによるもの、食後などで筋肉への血流が不足している状態などです。
運動すると筋肉は必ず収縮しますが、このときにナトリウム(いわゆる塩分)、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル分が必要になります。
しかし運動をして汗をかき、脱水状態におちいるとミネラル分や水分不足から筋肉がうまく働かなくなり、筋肉に指令を出す神経が興奮してけいれんを起こします。
運動中の筋けいれんは、筋肉の疲労に加えて水分やミネラル分が不足しがちなため、これからの要因が重なって起こることが多いようです。

【次のページ】 足がつる原因と対処法(2)

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第175回 日焼けによる疲労とその対応【セルフコンディショニングのススメ】
第86回 夏野菜で夏を乗り切る【栄養学一口コラム】
第95回 実力を発揮するための暑さ対策【セルフコンディショニングのススメ】
第73回 オリジナルドリンクを作ろう【栄養学一口コラム】
第71回 試合時の脱水予防【セルフコンディショニングのススメ】

コメントを投稿する

プロフィール

西村典子
西村 典子 トレーナー
  • ■ 生年月日:1970年12月5日
  • ■ 出身地:大阪府
  • 奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。野球用品メーカーにて勤務後、トレーナーとして10年以上にわたり高校野球・大学野球の現場にたずさわる。野球現場での活動を通して自分たちで自分の体をマネジメントする「セルフコンディショニング」の重要性を感じ、チーム・選手・指導者にむけてスポーツ傷害予防や応急処置、トレーニング(ストレングス&コンディショニング)に関する教育啓蒙活動を行っている。

    一般雑誌、専門誌、ネットなどでも取材・執筆活動中。また整形外科ドクターと野球の傷害予防に関する共同研究活動なども行っている(現在の研究テーマは手指血行障害について)。

    現在、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナーをはじめ、さまざまな高校野球部を担当中。
  • ・日本体育協会公認アスレティックトレーナー
    ・NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)
    ・NSCA公認パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
    ・日本スポーツ整形外科学会会員 等
  • 講演依頼はこちら
    講演・セミナー依頼受付中
  • 部室に一枚!!RICEポスターを無料配布中!!ダウンロードはこちらからDownload


ケガに強くなる!セルフコンディショニングのススメ
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム