目次

[1]自主練習の計画を立てておこう
[2]ランニングとマスク

ランニングとマスク



マスクによってこわばった表情筋を取り戻すためにも楽しく笑顔で過ごそう

 屋外でのランニングについては、夏場からマスクの是非が問われていましたが、さまざまな研究や論文などから運動中のマスクについては推奨しないという意見が大半を占めています。2020年7月1日には日本臨床スポーツ医学会・日本臨床運動療法学会が共同で『新型コロナウイルス感染拡大防止期間中における屋外での運動に際しての注意』という声明※が発表されました。

 一部抜粋します。

・屋外運動時のマスクや口鼻を覆うものの着用は、基本的には推奨いたしません(熱中症や呼吸不全の危険が高まる可能性があり、海外では死亡例もあります)。 

・新型コロナウイルスはすれ違った程度では感染しないと言われていますが、空いた場所や時間を選び、少人数(できれば一人)で、信号待ち等も含め2m以上のソーシャルディスタンスを保つようにしてください。

 ランニングなどを行うと運動強度が上がり、呼吸数も多くなることが予想されます。なるべく人と接触する機会を減らしながら、自然な呼吸を妨げないようにランニングを行うよう心がけましょう。

心身のリフレッシュをはかろう

 最近ではマスクによって顔を覆うことが日常となり、表情筋が硬くなってしまって表情が乏しくなってしまう…といったことが指摘されています。室内でマスクを外して過ごせる空間では、時には面白い動画や番組などを見たり、電話やオンラインでの会話などを利用して楽しく過ごす時間をもちましょう。

 興味のあるものに没頭することもいいと思いますし、「今日はゆっくりする」と決めて過ごすこともいいと思います。生活にオンとオフのメリハリをつけて、2021年シーズンへの準備を行ってくださいね。

【自主練習と感染予防の両立】
●「トレーニング(練習)」「栄養」「休養」のバランスを考え、特に休養を十分にとること
●自主練習の計画をあらかじめ立てておこう
●トレーニングは自宅でも屋外でも行うことが可能。基本的な感染予防対策を忘れずに
●部屋の換気は窓を全開にするのではなく「風通しをよくする」こと
●ランニング中のマスク使用は呼吸を妨げるため推奨されていない
●表情筋をよく動かし、楽しく笑って過ごす時間も大切

※参考ページ)新型コロナウイルス感染拡大防止期間中における屋外での運動に際しての注意

(文=西村 典子