【第97回滋賀大会展望】北大津、近江、彦根東など有力校多数!激戦の滋賀大会を制するのは?
第97回全国高等学校野球選手権滋賀大会の抽選会が24日に行われ、出場する52チームの組み合わせが決まった。
まず春季大会の成績順に、第1シード・北大津が1番、第2シード・近江が27番、第3シード彦根東が40番、第4シード・近江兄弟社が14番に入ることが確認され、A~Dの4ブロックに分けられた。その後、シード以外の48校が予備抽選順にクジを引いていった。
【Aブロック】春季大会8強のうち4校が入った激戦必至のブロック
草野 晃平(北大津)
シード:北大津
北大津、滋賀学園、八幡、瀬田工と春季大会のベスト8のち4校が入った激戦ブロック。中でも北大津と滋賀学園の初戦対決に注目が集まる。
北大津はエース左腕の草野 晃平(3年)が安定し、右の竹村 航(2年)も控える。打線は主将の杉原 竜希(3年)を中心に力強く、近畿大会で準優勝(試合レポート)するなど春に自信をつけた。
一方の滋賀学園も春3試合全てで二桁安打を記録した打のチーム。6月には練習試合ながら選抜優勝の敦賀気比を破っており、勢いづかせると怖い。
瀬田工は技巧派左腕の渡邉 慎治(3年)が投打の柱。八幡は突出した選手こそいないが、チームワークの良さが武器の好チームだ。
春は初戦で敗れた比叡山も不気味な存在。長浜vs長浜北星のご近所対決にも注目だ。
【Bブロック】シード校・近江兄弟社を中心に展開
シード:近江兄弟社
春ベスト4の近江兄弟社はエースの高橋 虹貴(3年)と4番・池 智也(3年)と投打の軸がしっかりしている。
八日市の高橋 柊人(3年)は多彩な変化球が自慢の好投手。1年秋には近畿大会(試合レポート)でも登板しており、豊富な経験を最後の夏に生かす。
光泉は180センチを超える大型選手を揃える。毎年力のあるチームを作ってくる野洲は、守備に力を注いできた。
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【Cブロック】好投手が多く点在する近江ブロック
小川 良憲(近江)
シード:近江
3季連続の甲子園を目指す近江は、エースの小川 良憲(3年)が復調しつつあるのが心強い。控えの京山 将弥(2年)も成長している。
打線は主将の仲矢 惇平(3年)や日比 涼介(3年)など力のある打者が揃うが、昨夏のように調子の良い選手を中心にした日替わりオーダーになる可能性もある。初戦をどう戦うかにも注目だ。
膳所は昨秋ベスト8。エース・加藤 徹(3年)が復調してきた。初戦で対決する大津商もエース・岡田 和磨(3年)に力があり、投手戦に期待だ。高島は滋賀屈指のスラッガーと評判の加藤 邦美(3年)が打線を牽引する。
連合チームで初勝利を目指す、石部・信楽の戦いにも注目したい。
【Dブロック】初戦から昨秋のベスト4同士が激突!
シード:彦根東
彦根東vs水口は昨秋のベスト4同士の対決。彦根東はエース・佐々木 大樹(3年)、捕手で主将の篠原 漣(3年)を中心に近畿大会で見せたディフェンス力が自慢。対する水口は冬を超えて得点力をアップさせてきた。エース・前田 拓哉(3年)も強気な投球が持ち味の好投手だ。
米原の井手吉 道範(3年)は、滋賀のほとんどのチームが一目置く好投手。滋賀短大附のエースで主将・青木 勇介(3年)にも注目が集まる。
八幡商は春4試合で失点2と安定した投手力で4年ぶりの夏を目指す。草津vs草津東のご近所対決も目が離せない。
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