目次

[1]前橋育英が樹徳が初戦で対決!ディフェンス力が高いチームが揃う/選抜8強の桐生第一、試合巧者・伊勢崎清明が中心か
[2]ともに春8強の前橋商・太田東が中心か/健大高崎ブロックは沼田、利根商など好チームが多い激戦のブロックに!

 2013年に甲子園で優勝した前橋育英試合レポート)、2011年から2013年を除くと春夏のどちらかで甲子園に出場している健大高崎の2校によって、群馬は新時代を迎えた。今、関東勢でも最も勢いある群馬県の状況を占っていきたい。

前橋育英が樹徳が初戦で対決!ディフェンス力が高いチームが揃う

井古田拓巳(前橋育英)

 今春優勝した前橋育英。今年は個性的な選手が揃う。まずは177センチ103キロの井古田 拓巳。巨体を生かした豪快な打撃、そして明秀学園日立戦(試合レポート)で逆転サヨナラ安打を放った勝負強さなど頼りになる存在だ。また常に笑顔で、大声を張り出して味方を鼓舞するキャラクター性が抜群に良い。

 今年の前橋育英は、高い外野守備力を誇る石田 玄太石川 和真、フットワークが良い遊撃手・小川 龍成、さらに安定したスローイングを見せる森田 健斗とセンターラインががっしりしており、健大高崎の機動力に対抗できる守備力は備わっている。投手は最速139キロ右腕・久保田 倫太郎、184センチ80キロと抜群のボディバランスから勢いある直球を投げる松本 綾太の2枚看板がどれだけ化けられるかがカギを握る。

 初戦はなんと昨春の関東大会ベスト4の樹徳と対戦。いきなりの好カード実現に、かなりの盛り上がりを見せることは間違いない。今年の樹徳には、2年時から140キロ台の速球を投げ込む本格派右腕・葭葉 ニコがいる。また昨春から投げていた清水 蓮もさらに成長を見せており、前橋育英を脅かす戦力は整っている。
このブロックには春季県大会健大高崎と0対1の接戦を演じたディフェンス力が持ち味の桐生市立商、速球派右腕・柳沢 力と強肩捕手・関口 諄哉のバッテリーを軸に昨秋4強まで勝ち上がった高崎商試合レポート)。このブロックは守備力、投手力が高いチームが注目校に挙がる。

選抜8強の桐生第一、試合巧者・伊勢崎清明が中心か

 桐生第一は、昨年選抜8強のメンバーが多く残るだけに怖い存在だ。実戦派右腕・山田 知輝、好打と巧みなリードが光る小野田 凱、パンチ力ある打撃に俊足の外野手・柳谷 参助、守備範囲の広い吉田 龍登など走攻守でバランスが取れた選手が揃う。この、エースの山田はあまり投げず、主に2番手投手の起用が続いた。山田以外の投手が台頭するのか、注目をしていきたい。初戦の相手は昨秋のベスト8・渋川と対戦と、こちらも見逃せない好カードだ。

 また昨夏準優勝の伊勢崎清明は、エース前原 圭道がカギを握る。このの準々決勝では健大高崎に9回無失点。前原の持ち味はなんといっても、コントロール。対戦した健大高崎の青柳監督も、「ボールが高めに浮かないです。とにかく低めに集まっていましたね」と舌を巻くほどの制球力を誇る投手。また外角に滑るスライダーも一級品だ。絶対的なエースが存在するだけにあと1本を打てる勝負強さが求められる。初戦は藤岡工と対戦する。

 とも初戦敗退も、二桁奪三振を記録し、140キロ台の速球を記録する大型右腕・中野 雅登擁する勢多農林も楽しみな存在といえるだろう。伝統校・高崎の好左腕・黒沢 一貴も注目だ。

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