目次

[1]【第1シード・今治西ブロック】軸はやはり今治西 対抗・今治北は3度目の正直なるか?
[2]【第4シード・松山聖陵ゾーン】混戦模様のブロック、抜け出すのはどこか?

 6月21日(日)愛媛県松山市の「にぎたつ会館」で組み合わせ抽選会がおこなわれた「第97回全国高等学校野球選手権愛媛大会」。一昨年優勝(試合レポート)の済美が対外試合出場停止期間中のため昨年から1校減の58校によって争われる激戦の展望と「高校野球ドットコム」ならではの他にはない直前情報を、シード校のブロック別に追っていきたい。前編では、今治西ブロックと松山聖陵ブロックを紹介する。

【第1シード・今治西ブロック】
軸はやはり今治西 対抗・今治北は3度目の正直なるか?

藤原 睦来(今治西)

 東予地区新人戦優勝にはじまり、昨秋は県大会優勝四国大会準優勝(試合レポート)。春もセンバツ1勝(試合レポート)に続き、松山東との代表決定戦(試合レポート)を制して進んだ四国大会でもベスト4(試合レポート)。「夏はなんとしても勝ち上がって甲子園に行こうと思っている」と3年ぶりの愛媛大会優勝へ闘志を燃やす大野 康哉監督の下、着実な戦いで2年連続第1シードを確保した今治西がやはり中心だろう。

 大田 泰示(読売ジャイアンツ)のようなスケール感を感じるバッティングに加え、センバツ後からは2年ぶり復帰した投手との「二刀流」も視野に入れる4番・藤原 睦来(3年・右投右打・183センチ79キロ・中堅手・今治市立大三島中出身)、センバツ後に取り組むサイドハンドも板につきつつあるリードオフマン・杉内 洸貴(173センチ65キロ・右投右打・今治市立立花中出身・BFA15Uアジア選手権日本代表)。最後の夏にエースナンバーを手にした秋川 優史(180センチ70キロ・右投右打・西条市立東予東中出身)の右腕3枚に加え、金本 遼(右投右打・176センチ67キロ・今治市立北郷中出身・第9回15U全国Kボール秋季大会愛媛県選抜メンバー)らの1年生右腕も台頭している。

 新チーム発足時には随所に経験不足が散見された今治西だが、いまや愛媛県でもナンバーワンの選手層と経験値を手に。百戦錬磨の指揮官が選択肢の多さをいかに交通整理できるかが、夏のカギとなりそうだ。

 が、このブロックには大野監督も常々「やりづらい」と語る今治市内のライバル・今治北も同居している。昨秋県大会1回戦では延長13回2対1サヨナラ(試合レポート)、今年4月・今治市営球場改修工事完成記念として開催された今治市・越智郡高校親善野球交歓試合では7回コールド8対1でいずれも今治西が勝利しているものの、チェンジアップが武器の山本 颯輝(177センチ63キロ・右投右打・今治市立南中出身)、サイドハンドからのシンカー系上谷 和大(176センチ61キロ・今治市立日吉中出身)の2年生右腕2枚がそろう最後の夏にもし対戦があれば、「3度目の正直」は十分考えられる。

 その他にも、八幡浜センバツ経験を持つ宮崎 修一監督率いる三島や、昨夏29年ぶりベスト8で古豪復活を印象付けた新居浜商。さらに春季県大会8強今治東や、好投手・竹田 朋生(3年・179センチ72キロ・右投左打・愛媛県立松山西中等教育学校前期生出身)が主将の松山西といった中等教育学校勢も注目チームである。

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