第109回 2015年の高校野球を占う【高知編】 6年ぶり県勢センバツ出場なしからの反抗誓う2015年03月05日

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【目次】
[1]明徳義塾に必須の「タフさ」と「戦力底上げ」
[2]対抗馬候補の高知、高知中央
[3]投手力充実の高知県、高知商4本柱に、進学校の好右腕も

 2009年以来、6年ぶりにセンバツ出場のない春を迎える高知県高校野球。昨秋は県大会優勝の明徳義塾、準優勝の高知が共に四国大会ベスト4に進みながら、明徳義塾は、今治西(愛媛)に対し自滅に近い形で逆転負け(試合レポート)。高知英明(香川)に力の違いを見せつけられる完敗(試合レポート)。3月8日(土)に抽選会が開かれる春の県大会は、四国のみならず全国トップレベルでの戦いを近年繰り広げてきた、高知県勢のプライドを再構築、反抗を誓う場ともなる。

明徳義塾に必須の「タフさ」と「戦力底上げ」

國光 瑛人(明徳義塾)

 やはり最初はこの学校から。4季連続甲子園出場を逃した明徳義塾初制覇を果たした「長崎がんばらんば国体」ではオール3年生で臨むなど、体力温存に万全の体制を整えながら最後の扉を開け損ねた彼らはこの冬、「タフさ」を追究する基礎練習に着手してきた。

 3年生では甲子園経験豊富な中堅手の真田 一斗、高い身体能力で右翼手と投手を兼任する佐田 涼介。2年生では制球力の中野 恭聖、重い球質の國光 瑛人、身体のバランスが整い急成長中の左腕・平石 好伸や、守備力には定評のある遊撃手・高村 和志など依然としてタレントの質量は四国内でも屈指。ただ、例年に比べ「全国レベル」という部分で物足りなさを感じることも事実だ。

 となると課題は明確。2年ぶり出場となる春の県大会に加え、1998~2004年に同校が記録した7年連続甲子園出場以来となる6年連続甲子園出場がかかる夏の高知大会までに、新入生含めた戦力がいかに底上げできるかが、全国で勝てるチーム作りへのカギとなりそうだ。

今回のコラムに登場した学校の野球部訪問は以下から!
明徳義塾高等学校(2014年03月27日公開) 

2015年度 春季高校野球大会 特設ページ
【ひとまとめ】2015年の全国各地の高校野球を占う!

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國光 瑛人(明徳義塾) 【選手名鑑】
佐田 涼介(明徳義塾) 【選手名鑑】
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プロフィール

寺下友徳
寺下 友徳
  • 生年月日:1971年12月17日
  • 出身地:福井県生まれの東京都東村山市育ち
  • ■ 経歴
    國學院大學久我山高→亜細亜大。
    幼稚園、小学校では身長順で並ぶと常に一番後ろ。ただし、自他共に認める運動音痴から小学校入学時、早々に競技生活を断念。その後は大好きなスポーツに側面から関わることを志し、大学では応援指導部で4年間研鑽を積む。亜細亜大卒業後はファーストフード販売業に始まり、ビルメンテナンス営業からフリーターへと波乱万丈の人生を送っていたが、04年10月にサッカーを通じて知り合った編集者からのアドバイスをきっかけに晴れてフリーライター業に転進。07年2月からは埼玉県所沢市から愛媛県松山市へと居を移し、現在は四国地域を中心としたスポーツを追いかける日々を過ごす。
  • ■ 小学校2年時に福岡からやってきた西武ライオンズが野球と出会うきっかけ。小・中学校時代では暇さえあれば足を運んでいた西武球場で、高校では夏の西東京予選の応援で、そして大学では部活のフィールドだった神宮球場で様々な野球を体感。その経験が取材や原稿作成の際に「原体験」となって活きていることを今になってつくづく感じている。
  • ■ 執筆実績
    web上では『ベースボールドットコム』(高校野球ドットコム、社会人野球ドットコム、独立リーグドットコム)、書籍では『ホームラン』、『野球太郎』(いずれも廣済堂出版)、『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)など。『甲子園だけが高校野球ではない2』(監修・岩崎夏海、廣済堂出版)でも6話分の取材・文を担当した。

    さらに野球以外でもサッカーでは、デイリースポーツ四国3県(香川・高知・愛媛)版・毎週木曜不定期連載中の『スポーツライター寺下友徳・愛媛一丸奮闘記』をはじめ、「週刊サッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画社)、『サッカー批評』、web『スポーツナビ』など多数媒体での執筆実績あり。また、愛媛県を熱くするスポーツ雑誌『EPS(ehime photo sports)』でも取材協力を行っている。
  • ■ ブログ:『寺下友徳の「四国の国からこんにちは」』■twitterアカウント@t_terashita
    ■facebook: http://www.facebook.com/tomonori.terashita
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