目次

[1]キーマンは二松学舎大附が大矢、帝京が高橋か?
[2]東海大菅生・日當対試合巧者の日大三打線

トーナメント表
関東大会の組み合わせ

トーナメント表
神奈川大会の勝ち上がり

トーナメント表
千葉大会の勝ち上がり
敗者復活戦の勝ち上がり
一次予選の勝ち上がり

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埼玉県大会の勝ち上がり
地区予選の勝ち上がり

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栃木県大会の勝ち上がり

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茨城県大会の勝ち上がり
地区予選の勝ち上がり

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群馬県予選の勝ち上がり

トーナメント表
山梨県大会の勝ち上がり

 全国各地で行われた秋季高校野球地区大会も、東京の準決勝と決勝戦を残すのみとなった。

 11月12日に神宮球場で行われる準決勝は、二松学舎大附帝京東海大菅生日大三という東京を代表する4校が対戦する。二松学舎大附帝京は、この夏の東東京大会の準決勝、東海大菅生日大三はこの夏の西東京大会の決勝戦と同カードで、熱戦が期待される。

キーマンは二松学舎大附が大矢、帝京が高橋か?


 二松学舎大附帝京は、ともに強豪であることは間違いないが、総合力では二松学舎大附がやや上回る。

 1年生ながら甲子園でも本塁打を放った不動の4番・片井 海斗内野手は、広角に打ち分けるうまさもある。5番を打つ神谷 虎之介外野手(1年)は打率が6割を超えており、片井との勝負を避けるわけにもいかない。9番の中川 龍斗内野手(2年)も1発長打があり、上位から下位まで気が抜けない。

 投手陣も投球術にたけ、今大会無失点の重川 創思投手(2年)が安定している。ただ課題となるのは、投打二刀流の大矢 青葉外野手(2年)の出来である。先発登板した2回戦と準々決勝は、初回に失点しており、好不調の波がある。

 二松学舎大附は選手層が厚いだけに、外野手でもある大矢が長いイニングを投げれば、五十嵐 将斗内野手(1年)などを外野手で起用し、より攻撃的な打線が組める。また、重川は今大会、完投していないので、先発となると後半のスタミナは未知数だ。その点でも、大矢の先発登板が望ましい。大矢は打撃の方でも本来の力を発揮できていない。大矢の投打の活躍は、二松学舎大附勝利の大きなカギになりそうだ。

 帝京が勝つためには、今大会No.1投手ともいうべき高橋 蒼人投手(2年)の好投が不可欠だ。1回戦のころはややバランスを崩し、打たれる場面もあったが、1試合ごとに調子を上げてきている。高橋は昨年と今年の夏の準決勝の二松学舎大附戦に先発して敗れている。それでも高橋は「リベンジとかいうのでなく、新しい帝京として、チーム全体で勝ちたい」と語っている。

 攻撃面では、6番・大石 和輝内野手(2年)、7番・野村 亮太外野手(2年)の下位打線が長打力もあり好調。打っては5番の高橋は打撃もよく、この3人が得点源になっている。1番・西崎 桔平内野手(1年)も野球センスの良さを見せている。問題は3番・稲垣 渉外野手(2年)、4番・丹羽 心吾捕手(1年)が当たっていないことだ。彼らに本来の当たりが出れば、二松学舎大附の投手陣にとっても脅威になる。

 スケールの大きい両校。日頃の力をどれだけ発揮できるかが、勝負の分かれ目になりそうだ。