目次
[1]関東一の足VS日大豊山・狩野の肩
[2]修徳・都立雪谷 昨夏に続き再度激突か!?
[3]帝京に挑む実践学園・大森学園
[4]日体大荏原は初戦で東亜学園と激突!?
トーナメント表
・東東京大会の組み合わせ
6月18日、東西東京大会の組み合わせが決まった。東東京大会は関東一、二松学舎大附、帝京、西東京大会は日大三、國學院久我山、東海大菅生がそれぞれ抜けた存在になっているが、序盤から好カードがあり、波乱の要素も十分にある組み合わせになった。
関東一の足VS日大豊山・狩野の肩
優勝候補の筆頭は、春季都大会優勝で関東大会準優勝の関東一だ。関東一は順当なら4回戦で日大豊山と対戦する。第97回大会の決勝戦のカードでもある。
日大豊山は強肩捕手の狩野 光晴がチームを引っ張る。関東一は井坪 陽生、柳瀬 冬和ら俊足揃いだけに、関東一の足と狩野の肩の対決が注目だ。
関東一は5回戦で共栄学園と足立学園の勝者との対戦が有力だが、この試合も好カードだ。
またこのブロックには、都立小松川・都立新宿という都立の進学校の対戦もある。都立小松川は3年前の夏のシード校。都立新宿は今年の春季都大会で東海大高輪台を逆転で破っており、熱い戦いが期待される。
関東一と準々決勝で対戦するブロックは、都立城東がシードされた。この両校は秋季都大会の3回戦で対戦し、8-7で関東一が勝ったものの、大接戦を繰り広げた。しかし、両校が再度戦うには、越えるべき壁がある。
都立城東が4回戦に進んだ場合、対戦が予想されるのが明大中野だ。明大中野は大型投手の中村 海斗、左腕の松田宗大ら力のある2年生投手がいるうえ、阿保快斗、加藤 健太郎らの中心打線はパワーアップ。ノーシード校ではトップクラスの力があり、都立城東としても厳しい戦いが予想される。