目次

[1]敦賀気比vs広陵は今大会屈指の好カード
[2]大阪桐蔭のキーマンは?

 第94回選抜高等学校野球大会の組み合わせ抽選会が開催され、ついに組み合わせが決まった。センバツは1つ1つの対決の見どころを語ればキリがない。今回は絶対に外せない、野球ファンから注目度が高いブロックや注目選手対決3カードを紹介する。もちろん、今回のコラムで出さなかったブロックについても紹介する予定だ。


トーナメント表
浦和学院、敦賀気比などが属するブロック
大阪桐蔭、花巻東などが属するブロック
ベスト8以上の組み合わせ

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敦賀気比vs広陵は今大会屈指の好カード


 今大会屈指のブロックといえば、広陵(広島)、敦賀気比(福井)、クラーク記念国際(北海道)、九州国際大付(福岡)と神宮大会出場4チームでベスト8を争うブロックである。この4チームは打撃力、投手力、守備力のバランスがよく、本番で投打がかみ合えば、どこが勝ち上がってもおかしくない。

 その中でも一番の激アツカードは広陵vs敦賀気比だといえる。

 チーム打率.360と打線が活発な敦賀気比。その中心は春山 陽登外野手(3年)。福井大会、北信越大会でも大当たりを見せており、突破口を切り開く活躍が期待される。また昨秋、故障の影響で球速があまり伸びなかった上加世田 頼希投手(3年)は今春で伸びているか。夏もベスト8を経験しており、経験値は非常に高い。本来の実力は発揮できそうだ。

 広陵真鍋 慧内野手(2年)は大会屈指のスラッガー。下級生の時から注目の強打者だった内海 優太外野手(3年)、中川 将心外野手(3年)が最終学年を迎える。解禁明けの練習試合でも広陵は打線が好調だった。エースの森山 陽一朗投手(3年)も角度のある直球と変化球で勝負する。明治神宮大会では球が高めに浮くことが多かったが、球速も伸びており、さらに投球の精度を高めていきたいところだ。

 九州国際大付vsクラーク記念国際も激戦が予想される。

 九州国際大付の打線の破壊力は大会トップクラスで、大会屈指の捕手・野田 海人(3年)、大型スラッガー・佐倉 侠史朗内野手(2年)、強打のトップバッター・黒田 義信外野手(3年)が中心だ。昨年秋の公式戦14試合で18本塁打と長打を期待できるが、楠城監督は守備力に自信を持っており、内野外野ともに鍛えられている。

 対するクラーク記念国際では、技巧派左腕の山中 麟翔投手(3年)、最速148キロ右腕・辻田 旭輝投手(3年)の成長も期待したい。ドラフト候補に挙がる辻田は九州国際大付打線を抑える投球術を習得できれば、一気に評価が急上昇しそうだ。

 練習試合では、3月6日の前橋育英(群馬)戦を皮切りに、10試合前後の練習試合を積みながら、本番に臨む予定だ。