目次

[1]投手力
[2]攻撃力、守備力
[2]近畿大会後


 今年のセンバツで「要警戒」とされている学校がある。それが近畿5枠目に選ばれた京都国際である。昨夏、新チームの始動が大きく遅れ、練習試合が1試合もできず、公式戦に突入した。それでも近畿大会ベスト8まで勝ち上がった地力の高さは本物だ。

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投手力



平野順大、森下瑠大

 小牧監督が絶大な信頼を置く最速143キロ左腕・森下 瑠大投手(3年)。入学当初として野手として期待が高かったが、投手として伸びていき、1年秋から主戦格に。昨年のセンバツも経験した。小牧監督は2年春になってからの成長が素晴らしかったと振り返る。直球もアベレージで140キロ前後を計測するようになり、「森下は空振りが奪えるストレートなのが素晴らしいところ。ボールが速くなっても当てられても意味がない」と語るように指揮官が求める球質の良い直球を投げることができる。変化球の精度も高く、何より大舞台で修羅場をくぐり抜けた投球術は全国トップレベルだ。1年冬、疲労骨折の治療で、しっかりとトレーニングが積めなかったこともあり、今年の冬こそが一番大事と考え、みっちりとトレーニングに励んでいる。

 145キロ右腕・平野 順大投手(3年)は直球の回転数が2500を記録し、球質の良さは森下を超える。不調の時期が長かったが、2年秋の大会が終わってから大器の片りんを見せている。準々決勝の和歌山東(和歌山)戦も、「もちろん勝つには森下。だけれど今後のことを考えると平野も必要になる」と考え、先発に起用した。試合には敗れてしまったが、その後の平野の成長を見れば、やらなければならないという自覚が見て取れる。

 ほかでは、公式戦のマウンドを経験した右腕・森田 大翔投手(3年)がいて、基本的に横一線だ。センバツまでの練習試合でベンチ入りを争うことになりそうだ。

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